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リバプール南野がCLメンバー入り。クロップは「過渡期にある相手だがとても難しいゲーム」と警戒する

2試合連続ゴール!パナマ戦で先制点を決めた南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

リーグ戦から中2日、主力組の状況によっては出場機会を得そうだ。

[CL 決勝T1回戦-1st] A・マドリード – リバプール/2020年2月18日(日本時間19日5:00)/ワンダ・メトロポリターノ

 UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦(ファーストレグ)、イングランド・プレミアリーグ首位のリバプールFCが、スペイン1部のアトレティコ・マドリードとアウェーで対戦する。

 直近のリーグ戦では最下位ノリッジ・シティFCにアウェーで苦戦を強いられたものの、途中出場のサディオ・マネの決勝点を守り切り、1-0で勝利を収めた。このウインターブレイク明けのリーグ戦勝利の勢いに乗り、CLでも3年連続となる決勝進出に向けて、まずアウェーでの勝利を狙う。

 日本代表FW南野拓実が、リバプールでのCLデビューを果たせるかも注目点になる。ノリッジ戦はメンバーから外れた南野だが、マドリード遠征のメンバー入りを果たしている。ノリッジ戦でモハメド・サラーとロベルト・フィルミーノがフル出場していることを考えると、中2日のこの日程で、南野が起用される可能性も十分考えられる。

 リバプールのユルゲン・クロップ監督はA・マドリード戦に向けた前日記者会見で「本当に難しいゲームになる」と警戒し、次のように語った。

「アトレティコは最も困難な対戦の一つ。彼らはチームとして非常に組織化され、試合でそれを最大限に発揮し結果を引き出すことができます。多くの人が言うように今シーズンのアトレティコは過渡期に入り、本来の姿ではありません。しかしそれでも彼らが持っているものすべてを出して戦ってくるでしょう。チャンスはそれほど多く作れない。本当に難しいゲームになるはずです」

 1月にリバプールに加入した南野は、これまで公式戦4試合に出場している。ザルツブルク在籍時にはグループステージで、リバプール戦にて1ゴール・1アシストの活躍を見せてこの移籍につなげた。
 
 今季のCL決勝Tに進出した16チームの中で、南野は唯一の日本人選手となった。まずはこの大切な一戦、スペインの強豪相手にインパクトを残したい!
 
 
[文:サカノワ編集グループ]

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