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オフ短かった鹿島だが1日休み強化「神戸戦中止」→「2部練習」

水戸戦のあとに談笑する(左から)伊藤翔、土居聖真。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

不測の事態だが、ザーゴスタイルの浸透へここで改めて牙を研ぐ。

 Jリーグは2月25日、本日、新型コロナウイルスの感染予防対策と拡散防止のため、2 月26日から3月15 日までの公式試合の延期を発表した。

 鹿島アントラーズは、2月28日に予定されていたJ1リーグのホーム開幕となるヴィッセル神戸戦など5試合(ホーム3試合、アウェー2試合)が対象となった。

 また、チームは元日の天皇杯決勝のあと、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の兼ね合いにより、ザーゴ新監督を迎えたものの、一部の主力選手を除いてオフ期間が6日間しか取れず。1月28日に迎えたACLプレーオフのメルボルン・ビクトリー戦は0-1で落として本戦出場を逃した。

 今回のJリーグの決定によって、すぐ月内の活動について、オフにしたクラブも多い。また26日のトレーニングのあとに今後の対応を検討、発表したクラブも少なくない。

 そうしたなか、鹿島は決定直後、まず26日をオフに決定。一方、神戸戦が組まれていた28日のスケジュールについて、「10:30 16:30開始の2部練習」にすると発表された。27日から1日まで休みはなく(その後の日程は未定)、ここで改めてしっかりトレーニングを積むことになった。さらにザーゴスタイルの浸透を図ろうとしていることが伝わってくる。

 水戸ホーリーホックとのプレシーズンマッチでは内容を伴った試合を見せ、1-0の勝利を収めてみせた。一方、今年に入り、天皇杯決勝、ACLプレーオフ、ルヴァンカップ、J1リーグと公式戦4連敗を喫している。

 不測の事態による中断期間だが、鹿島は息を吹き返そうと、改めて牙を研ぐ。

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 また、延期された試合の代替開催日およびホームゲームチケット(入場券)、パブリックビューイングチケット(J1・2節神戸戦)の取り扱いについては、決定次第発表される。クラブでは「お持ちのチケットおよびイヤーブック引換券等は、大切に保管くださいますよう、お願いいたします。なお、アウェイゲームのチケットについては、対戦相手のクラブ公式サイト等でご確認ください。 皆様には多大なるご迷惑をお掛けしますが、何卒、ご理解のほど、よろしくお願いいたします」と呼び掛けている。

▼延期された対象試合
▽J1リーグ 
・2節 ヴィッセル神戸戦
2月28日(金)19:00 
県立カシマサッカースタジアム

・3節 清水エスパルス戦
3月8日(日)14:00
県立カシマサッカースタジアム

・4節 名古屋グランパス戦
3月14日(土)14:00
豊田スタジアム

▽ルヴァンカップ グループステージ
・3節 清水エスパルス戦
3月4日(水)19:00
IAIスタジアム日本平

・2節 川崎フロンターレ戦
3月11日(水)19:00
県立カシマサッカースタジアム

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[文:サカノワ編集グループ]

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