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長崎退団の長谷川悠が豪州独立リーグに加入「新たなトライします!」

長崎での長谷川悠。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

長崎サポーターの心を鷲掴みにしたボレー弾――。生粋のストライカーがウーロンゴンオリンピックFCで道を切り開く!

 V・ファーレン長崎は3月2日、2019シーズンに所属していたFW長谷川悠がオーストラリア独立リーグのウーロンゴンオリンピックFCに加入することが決まったと発表した。長崎は「長谷川選手のこれからのご活躍を祈念しております」とエールを送っている。

 長谷川は1987年7月5日生まれ、山梨県出身、32歳。187センチ・78キロ。これまでのキャリアは、流通経済大付属柏高 ― 柏レイソル ― FC岐阜 ― 柏レイソル ― アビスパ福岡 ― モンテディオ山形 ― 大宮アルディージャ ― 徳島ヴォルティス ― 清水エスパルス ― V・ファーレン長崎(2019年)。

 2019シーズンの成績は、J2リーグ13試合・2得点、ルヴァンカップ6試合・1得点、天皇杯4試合・1得点。これまでの通算成績は、J1リーグ178試合・26得点、J2リーグ113試合・19得点、ルヴァンカップ41試合・5得点、天皇杯32試合・14得点。

 長谷川は次のようにコメントしている。

「ご無沙汰しております。開幕戦ナイス勝利! そして、好スタートおめでとうございます! この度、オーストラリアで新しいチャレンジをすることにしました。小学生でサッカーを始めて以来、チームに属さない状況を初めて経験しましたが、自分に向き合うとてもいい時間になりました。その時間もきちんと向き合い、焦ることなく生活できたのは、昨年の長崎での生活があったからだと思います。また、たくさんの方々に相談やサポートをしていただきありがとうございました。ご心配おかけしました。 これからも自分自身で選択しながら、人生を豊かに彩っていきたいと思います」

 また自身のSNSのツイッター( @mongoalhaseyu)では、「新しいトライします!楽しみます!公式の写真も笑ってるのつかってもらえたら助かりました!Vファーレンも頑張れ!」とメッセージを発信している。

 昨季開幕の長崎対横浜FC戦(〇1-0)では、衝撃の左ボレー弾で長崎のサポーターの心を鷲掴みにした。生粋のストライカーとして、今度はオーストラリア独立リーグの舞台で、パイオニアとして道を切り開く。

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[文:サカノワ編集グループ]

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