×

【札幌】0-2から追い付き長崎と今季初ドロー。岩政監督「反省していますが、2点追い付けたこと、ホームで負けなかったことは大きい」

岩政大樹監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

90+3分、交代出場した原康介が値千金の同点弾。

[J2 12節] 札幌 2-2 長崎/2025年4月29日14:03/大和ハウス プレミストドーム

 J2リーグ12節、北海道コンサドーレ札幌はV・ファーレン長崎に2点先取されながらも、近藤友喜の反撃弾、そして90+3分の“切り札”原康介の劇的ゴールで、2-2の引き分けに持ち込んだ。札幌は今季初のドローで、4勝1分7敗で勝点13。一方、長崎は4勝4分4敗の勝点16。

 札幌の岩政大樹監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「展開としては後半勝負したいと思っていたのですが、それまでに2点取られたのは痛かったと思います。僕のほうも、もう少し考えなければいけなかったと反省していますが、そのあとの選手たちの戦いぶり、サポーターの皆さんのサポートのお陰で、なんとか勝点1を取れました。2点追い付けたということはチームにとって大きいですし、ホームで負けなかったことも大きかったと思っています」と、この勝点1を受け止めた。

 前線で交代させず先発フル出場した近藤が76分に1点を返し、最後のカードで投入された原がアディショナルタイムに期待に応えて決めた。指揮官は「采配が当たったというよりも、彼自身がよくそれに応えたということだと思います」と、サイドバックやボランチなどにも練習ではトライするなかで結果を残した原をたたえた。

いま読まれている記事>>中居正広さんが見解を公表か。フジテレビ問題、第三者委員会の“一方的”な発表を受けて

 岩政監督は「この2試合、勝点1しか取れていませんが(前節はRB大宮アルディージャに0-1敗戦)、ようやく選手たちは我慢強く戦うことができるようになってきました。より爆発させられるように、僕自身がもう少しプランを考えて臨ませないと思います」と、この1ポイントを勝利に昇華させることを、自らのミッションとして課していた。