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【磐田】スタジアムで転倒し緊急搬送された観客は「大事に至らず」

ジュビロ磐田のサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

コーナーフラッグの看板付近、スタッフら担架を持って駆け付けて試合は4分以上中断。

[J2 1節] 磐田 2-3 岡山/2023年2月18日14:04/ヤマハスタジアム

 J2リーグのジュビロ磐田は2月21日、18日の2023シーズンのリーグ開幕・ファジアーノ岡山戦で、試合中にホームサポーターのいるコーナーフラッグの看板付近で転倒した観客に対する緊急対応のため試合が一時中断する事象が発生したが、その緊急搬送された観客について、病院で診察・治療を受けた結果、大事に至らなかったと報告した。磐田は「早期のご回復をお祈り申し上げます」と公式サイトでつづっている。

 岡山が櫻川ソロモン、坂本一彩、佐野航大のゴールで3-0とリードし72分に差し掛かったところで、選手のアピールを受けて川俣秀主審が試合を中断。磐田のクラブスタッフらが担架をかついで駆け付けて、コーナーフラッグ付近で観客を搬送。約4分30秒後、試合が再開された。試合はそのあと磐田が後藤啓介の2ゴールで猛追したが、アウェーの岡山が1点差で逃げ切った。

 磐田は公式サイトで、「この件に関して、緊急事態にも関わらず、適切かつ迅速なご対応をいただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
ジュビロ磐田では、引き続き安心安全な試合運営に努めてまいりますので、ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます」と感謝を伝えている。