新型コロナ感染の田嶋会長へFIFA会長が連絡。東京五輪について情報共有

日本サッカー協会の田嶋幸三会長。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「オリンピックについて質問がありました」

 日本サッカー協会(JFA)は3月19日、新型コロナウイルスの「陽性」と診断されたため、入院による治療を受ける田嶋幸三会長からの報告を「田嶋会長便り vol.1」と題して発表した。

 田嶋会長は次のように綴っている。

――・――・――・――

 多くの皆さんに御心配とご迷惑をおかけしていること、申し訳ありません。

 新型コロナウイルスの陽性が分かり2日が経ちます。微熱があり、少し肺炎の症状があります。

 私は少し血圧が高いくらいで、持病もなく、タバコもすいません。 昨日から医師の指示に従って治療を開始しました。その甲斐あって、熱は下がり、気分は悪くありません。

 新しい薬の投与も始まり、一日中検査をしています。すぐに結果の出ることではありませんが、このような積み重ねがこの新型コロナウイルス感染症の治療法開発に活かされるのかと思います。

 これからできる範囲で情報発信をしていきたいと思います。 サッカーに関して言うと、先日FIFAの(ジャンニ・)インファンティーノ会長から電話があり、お見舞いのメッセージをいただきました。

 その際、オリンピックについて質問がありました。

 日本サッカー協会、FIFAカウンシルの立場で、今、変更を決めることはできない。予定通り開催したいと申し上げました。延期などの措置については一切触れませんでした。

 ユーロ(EURO2020)、コパ・アメリカ(南米選手権)などすでに開催日程を変更している大会もありますが、実際、オリンピックのサッカーは23歳以下の大会であることから、技術的に難しい面があることも認めなければなりません。どちらにしても今の意見としては、この答えしかありません。

 最後に、医師、看護師、スタッフの皆さんの献身的な仕事ぶりに敬服しています。感謝です。

 きっと日本中の医療機関で皆さん頑張っていると思います。この事態が1日も早く収束し、日本でも世界のどこでもサッカーが自由にできる日を楽しみにしています。

 私も早く回復して、そのために力を尽くしたいと思います。お目にかかった皆様に感染がないことを心より祈っております。 

 皆さまも、手洗いを励行し、どうかお身体に気をつけてお過ごしください。

 公益財団法人日本サッカー協会 会長 田嶋 幸三

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[文:サカノワ編集グループ]

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