ザスパショック!濃厚接触41人、9日まで群馬は全面活動停止。延長の可能性も
写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
クラブハウス内で接触した者と食事をともにした者。
J2リーグのザスパクサツ群馬は4月2日、DF舩津徹也に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことを受けて、保健所に基づく調査を行った結果、クラブ内の濃厚接触者が41人になると発表した。
クラブは次のように調査結果を公表している。
<調査結果>
チーム内における濃厚接触者
41人(内訳:選手28人(感染者である舩津を除く) / スタッフ13人)
<濃厚接触者について>
舩津は発症日である3月26日(木)にコーエィ前橋フットボールセンターで行なわれたトップチームのトレーニングに参加。その際、クラブハウス内で接触した者、食事をともにした者を「濃厚接触者」としたとの報告があった。
<今後の対応>
・濃厚接触者とされた選手、スタッフについては4月9日(木)までの健康観察と外出自粛の要請を前橋市より受けましたので、上記期間までトップチームの活動は停止する。
ただし、今後の状況に応じて期間は延長する可能性がある。
・クラブとしては、引き続き感染拡大の防止に努めるとともに、前橋市や保健所の調査に全面的に協力し、適切なタイミングで進捗を報告していく。
・「選手、スタッフの家族については濃厚接触者でございませんので、プライバシーを侵害するような行為や差別、偏見などの言動がないようお願いいたします」
なお、クラブが4月1日に発表した舩津の感染に関する経過と症状、舩津のコメントは次の通り。
■舩津の経過および症状
・3月26日(木)
同日夜に発熱感と倦怠感を覚える。
・3月27日(金)
朝の体温測定で37.1℃の発熱と倦怠感があったためトレーニングを欠席。18:30時点での体温は38.3℃まで上昇。
・3月28日(土)
起床時点での体温は37.6℃。12:00頃にチームドクターの勤務する群馬県内病院にて受診。夕方時点での体温は37.4℃。
・3月29日(日)
起床時点での体温は36.9℃。夕方時点での体温は37.1℃。倦怠感が残る。
・3月30日(月)
起床時点での体温は36.5℃まで低下。倦怠感が少し残り、喉が痛く痰が少し絡む症状。チームドクターに相談し、11:00頃に群馬県内の病院にてPCR検査を受ける。夕方時点での体温は36.8℃。
・3月31日(火)
起床時点での体温は36.5℃。同日22:00頃PCR検査の結果、陽性判定。
・4月1日(水)
本日起床時点での体温は36.6℃。
[舩津のコメント]
今回はファン、サポーターの皆様、クラブ関係者様、スタッフ、全選手、その家族や友人、関わる全ての方々にご迷惑とご不安をかけしてしまい、本当に申し訳ありません。
コロナウイルスは、ニュースで毎日目を通してきて、一人の人間として、サッカーに関わる者として、できる限りの予防、対策をしてきました。しかし、今回このようなことになり、周りにどれだけの迷惑がかかるのか計り知れず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今は他の方々に感染が拡大していないことを心から願うしかできないです。重ね重ねではございますが、多くの方々にご不安やご心配をおかけしてしまっていることを心からお詫び申し上げます。
大変申し訳ございません。
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[文:サカノワ編集グループ]