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【浦和】宇賀神友弥が呼び掛け「大切な人を守るために一人ひとりが責任を持った行動を」。新型コロナウイルスの危機的状況突破へ

浦和の宇賀神友弥(2018年11月・天皇杯決勝より)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

中断期間中の3月23日に32歳の誕生日を迎える。

  J1リーグ浦和レッズのMF宇賀神友弥が、4月5日からチームの活動が再び休止されたのを受けて、「大切な人を守るために一人ひとりがもう一度、責任を持った行動を取るよう心掛けてください」と呼び掛けた。

 中断期間中の3月23日に32歳の誕生日を迎えた宇賀神は、次のように浦和のサポーターとの再会を誓っている。

「今日より浦和レッズの活動は 2 週間、休止になりました。今回のクラブの決断にとても感謝しています。

 大切な人を守るために一人ひとりがもう一度、責任を持った行動を取るよう心掛けてください。サッカー、そして浦和レッズがない生活はとても退屈だと思いますが、みんなでこの危機的状況を乗りきりましょう。

 皆さんにまた会える日を楽しみにしています」

 浦和ひと筋でプレーし、トップチーム在籍11年目を迎えるサイドのスペシャリストは、そのように訴えている。

 Jリーグは、4月25日にJ3、5月2日にJ2、5月9日にJ1の再開を目指していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、「誰が感染してもおかしくない、蔓延期に突入したと言えます」(新型コロナウイルス対策連絡会議/専門家チーム・舘田一博氏)という状況のなか、再び延期を決定。当面1か月は開催を見送る。J3からの段階的開催についても再び検討する。

 まず今後の感染状況を見守り、落ち着く目安が立てば、改めてスケジュールについて検討していく流れになる。また、専門家チームからは「例えば5万人収容のスタジアムで、収容率を半分以下に抑えたとしても、1万、2万人と集まることになれば、感染拡大の可能性は高まってしまう」といった指摘も出ていた。浦和としてもJリーグと協力して、解決していくべく様々な現実や難問が待っている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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