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将来は久保とホットラインだ!レアルが獲得目指すカマヴィンガに”好意”

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ポグバから方向転換? フランスの超新星、17歳のセンターハーフ。

 スペインメディアの『デフェンサ・セントラル』はこのほど、2020-21シーズンに向けて、スペイン1部リーグのレアル・マドリードがフランス1部リーグのスタッド・レンヌに所属する17歳のMFエドゥアルド・カマヴィンガの獲得にターゲットを絞ったと報じるとともに、彼がフランスでプレーしていることに”好意”を抱いていると伝えた。

 レアル・マドリードが推し進める、世界の「超」有望タレントを獲得する動き。日本代表の久保建英、ブラジル代表のロドリゴ、同U-23代表のヘイニエルに続いて、U-21フランス代表にも選ばれる現在17歳の「超新星」を狙う。

 ジネディーヌ・ジダン監督が以前から狙っていたとされるマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは金銭面をはじめ条件面で折り合わずにいる。そうしたなか、レンヌのレギュラーポジションを掴み、今季すでにリーグ25試合・1得点・2アシストを記録した期待の星にターゲットを変えたと言われる。

 今回の記事では、EU外のアンゴラ出身であるカマヴィンガがフランスでプレーを続けたことで、2019年11月にフランス国籍を取得。すでにU-17、U-21フランス代表でもプレーしている。それによって「EU圏」の選手として認められ、スペインリーグでは3人まで出場可能な「EU圏外」枠を使わずに済むことになる。そのことにレアル・マドリードが”好意”を寄せているというのだ。

 カマヴィンガはコンゴ出身の両親のもと、アンゴラで生まれ育った。そして6歳でフランスに移住したあと、レンヌの下部組織からトップチームに昇格。16歳で衝撃のデビューを果たし、ボール奪取力と展開力に長けるセンターハーフとして活躍を続ける。

 将来的にはレアル・マドリードで、久保とのホットラインが確立されるか――。レアル・マドリードとしては、現在、替えがきかずにいるブラジル代表カゼミーロの後継者として育てたい考えだ。

 一方、カマヴィンガ獲得に向けて、ライバルのFCバルセロナなど他のメガクラブも動いていると言われる。白い巨人の中で、コンスタントに出場機会を得られるかどうか、さらには約5000万ユーロ(約60億円)とも言われる移籍金の交渉もポイントになってくる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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