【鹿島】フィジコがブラジルメディアに登場。活動再開後は5、6人のグループ練習を予定
ザーゴ監督(右)とギリェルメコーチ(左)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
当面はソーシャル・ディスタンスを保ちながら。新型コロナウイルス感染による日本への影響をレポート。
J1リーグ鹿島アントラーズのギリェルメ(GUILHERME)フィジカルコーチがこのほど、スポーツ専門メディア「ESPN」ブラジル版に登場して、新型コロナウイルスの感染拡大による日本への影響とともに今後の見通しについて語っている。同コーチは練習再開後、選手5、6人の小グループで取り組む意向を示している。
今シーズン、ザーゴ監督とともに来日したギリェルメコーチは、新型コロナウイルスの感染が広がるなか、日本では秩序が保たれ、鹿島でも最近までトレーニングを通常通りできていたと説明。しかし1週間ほどで状況が大きく変わってしまったと嘆く。
同メディアに対して、「この1週間で大きく状況が変わってしまいました。(来週にも予定されている)練習再開後は5、6人のグループで、ソーシャル・ディスタンスを保ってトレーニングを実施します」と、活動休止後は当面、グループごとにメニューを実施していく考えを示している。
また、ジーコ・スポーツダイレクターの「ヨーロッパからの渡航者をコントロールしきれず、感染者数が増加してしまった」というコメントも掲載されている。
鹿島はトップチームの活動について、4月19日まで休止すると発表している。20日以降の活動についても、政府見解や感染症の発生状況を考慮しながら対応を検討する。
Jリーグは5月27日までのJ1、J2、J3とルヴァンカップ、全公式戦の延期を発表。同30日以降のスケジュールについては、現時点では「未定」となっている。
関連記事:ブンデスリーガは無観客、メディアなど計300人以内で5月9日再開を目指す
[文:サカノワ編集グループ]