【浦和】長澤和輝が“再開想定マッチ”町田戦へ「新たな発見につなげたい」
長澤和輝(撮影:2019年5月21日)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
今季は総力戦、最近はボランチでもプレー。
J1リーグ浦和レッズのMF長澤和輝が6月12日、オンラインでの取材に応じて、7月4日のリーグ再開を想定し久々の実戦として組まれた翌日のFC町田ゼルビアとのトレーニングマッチに向けた抱負などを語った。
全員揃っての練習がリスタートして1週間以上が経ち、長澤は「ようやく全体練習ができて、チームメイトの顔も見れて、すごく明るくいい雰囲気でトレーニングができています。個人としても自宅待機の間は走ったり(不足を)補完したりするメニューに取り組んできました。今そこから少しずつコンディションも上がってきて、調子がいいです」と好感触を掴む。
浦和は13日15時から、町田との練習試合を“DHL presents”として埼玉スタジアムで実施。その模様が浦和の公式YouTubeチャンネル『URAWA REDS OFFICIAL TV』で無料で公開される。また、オンラインライブイベント&「ギフティング」企画も実施される(詳細はクラブ公式サイトに掲載)。
長澤は「(練習再開後)トレーニングマッチは初めてで、ピッチ全面を使っての試合はそこまで多くやっていないので、合わせなければいけないことはたくさんあります。まずはケガをせず、コンディションを上げていくことと、勝利にこだわっていくことを意識してやりたいです。(個人としてのテーマは?)最近は真ん中のポジションもやらせてもらっているので、真ん中でも、サイドでも、攻守におけるハードワークをしっかり長い時間できればいいなと思います」と抱負を語った。
練習試合は一般・メディアとも非公開。3週間先ではあるが、7月4日のJリーグ再開のゲームに向けて、選手のみならず、スタッフを含め、いろいろな意味での準備も兼ねている。
観客がいない中での試合に、長澤は「実際の公式戦を想定して、ウォーミングアップから試合に入るまで、いい準備になると思っています。実際、無観客の中でプレーして、ピッチの上でどれだけ声が通るのかとか、コミュニケーションなどプラスアルファでできる部分も増えると思うので、新たな発見をしていければいいかなと思います」と、リーグ再開の一戦を想定してピッチに立つ。
そして浦和の背番号7は「チームとしては、今後より厳しいスケジュールで、当然ケガ人なども出てくると思います。そういったことを加味して、総合力で戦っていくことをトレーニングマッチから出していきたいです」と先を見据えていた。
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[取材・文:塚越始]