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吉田麻也はサンプドリア残留か。ベシクタシュから熱烈オファー

吉田麻也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

6戦連続フル出場、その間、5勝と好調。現在はサウサンプトンから期限付き移籍、今季限りでの契約満了も決定。

 セリエAのサンプドリアに所属するDF吉田麻也がこのほどトルコメディアで、来シーズンのトルコ1部リーグ・ベシクタシュJKと移籍に向けて「交渉を開始した」と報じられた。一方、この記事を受けて、サンプドリアの情報を扱う『サンプニュース24』では、吉田はサンプドリア残留を優先していると伝えている。セリエAは残り4試合。13位のサンプドリアは1部残留を確定させていて、日本代表センターバックの動向が、これから一段と注目を集めそうだ。

 トルコTV局『TRTスポーツ』などは7月18日、ベシクタシュが吉田獲得に向けて交渉を開始したと報道。するとこれを受けて各メディアも追随し、一部では合意に達したとも伝えていた。

 そうしたなか『サンプニュース』は、「吉田にベシクタシュから契約オファーあり」と題した記事で、吉田はサンプドリア残留を優先させる考えだとレポートした。同メディアは「吉田のセリエAでのインパクトは十分、来季の契約を用意するのに十分なプレーを見せている」「ベシクタシュは吉田サイドに合意を求め、交渉を開始した。しかし吉田はサンプドリアからのオファーを待ち、他のチームからの評価も聞くつもりだ」と伝える。

 吉田は今年1月、7年半にわたって在籍したイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンFCからサンプドリアに半年間の期限付き移籍。サウサンプトンは6月、吉田との契約満了を発表していた。

 吉田は1988年8月24日生まれ、長崎県出身、31歳。これまでのキャリアは、名古屋グランパスU-18 ― 名古屋グランパス ― VVVフェンロ ― サウサンプトン ― サンプドリア。セリエAでは10試合・1アシストを記録。最近6試合連続でフル出場し、その間、5勝1敗と好調なチームを支えている。

 2014年、2018のワールドカップに日本代表として出場。日本代表ではキャプテンも務め、これまで通算100試合・11ゴール。

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[文:サカノワ編集グループ]

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