久保建英も“貢献”。レアル・マドリード夏の売上88億円!宿題はベイル、ハメスら「ヘビー級」の放出だが…

ビジャレアルでの加入記者会見を行った久保建英。 (C)Villarreal CF TV

レンタル組だったアクラフ・ハキミを50億円、オスカル・ロドリゲスを17億円で完全移籍。

 レアル・マドリードが過去にない「補強なし」のプレシーズンを過ごしている。そのなかで売却やレンタル移籍による資金確保に成功、これまでですでに7000万ユーロ(約88億4000万円)以上の売り上げを計上している。レアル・マドリードからビジャレアルCFに期限付き移籍した久保建英も“貢献”している。

 スペインメディア『マルカ』によると、昨季までボルシア・ドルトムントにローン移籍していたアクラフ・ ハキミを、イタリア・セリエAのインテル・ミラノに完全移籍で売却し、4000万ユーロ(約50億5000万円)を確保。さらにハビ・サンチェスをレアル・バリャドリード(レンタルから完全移籍に切り替え)、ダニ・ゴメスとホルヘ・デフルートスをレバンテUDに完全移籍させて850万ユーロ(約10億6000万円)の利益を得た。

 久保については、クラブが250万ユーロ(約3億2000万円)のレンタルフィーを得たと見られる。ヘスス・バジェホもグラナダCF、ブラジルの至宝ヘイニエルをボルシア・ドルトムントにローン移籍させた(ヘイニエルは2年間)。さらに21歳のブラヒム・ディアスにACミラン移籍の話が浮上している。

 そうしたなか8月30日、オスカル・ロドリゲスがセビージャFCに完全移籍。レアル・マドリードは1350万ユーロ(17億万円)を得た。

 さらに、この記事が公開された時には計上されていなかったが、21歳のアルベルト・ソロが9月1日、グラナダCFに完全移籍することも発表された。

 いずれも選手とチームが“ウイン・ウイン”の関係になれた移籍が目立つ。とはいえ記事では「ヘビー級の在庫が残っている」と宿題を挙げる。遠征帯同を拒否するなどチームと距離を置くガレス・ベイル、移籍の噂はあるがなかなか進展しないハメス・ロドリゲス、そしてマリアーノ・ディアスという高額なサラリーをもらいながら、主力になれずにいる3人の売却だ。

 とりわけ高額なベイルとハメスは1年前の段階から放出要員に挙げられてきた。本人たちもチーム内での立ち位置を把握しているものの、買い手がつかずにいる。

 スター集団の「白い巨人」は、このパンデミックの危機に、マルティン・ウーデゴールらレンタル組の復帰のみで「補強なし」の戦略を取り、14人いたレンタル組の将来を見据えた整理を進めることができた。

 確かに久保が今季ビジャレアルで活躍できれば、レアル・マドリードに復帰できる。その道筋も示された印象だ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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