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水戸の秋葉忠宏監督が新潟に“凱旋”「すごく幸福な時間を過ごさせてもらったのがビッグスワンでした」

水戸の秋葉忠宏監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

0-1で敗れる…。しかし攻撃面の差は「まったく感じなかった」と強気に語る。

[J2 7節] 新潟 1-0 水戸/2020年7月25日/デンカビッグスワンスタジアム

 J2リーグ水戸ホーリーホックの秋葉忠宏監督が、1999年から2004年まで選手として在籍したアルビレックス新潟のホームであるデンカビッグスワンスタジアムに「監督」として初めて凱旋し、古巣のサポーターの前で指揮をとった。試合は0-1で敗れ、連勝はならなかった。

 秋葉監督は次のように、ビッグスワンへの“帰還”を語った。

「僕のキャリアの中ですごく大事であり、幸福な時間を過ごさせてもらったのが、この新潟のビッグスワンでした。本当に感慨深いものがありました。コロナ禍で少しお客さんが少なかったのは残念でしたが、ここの雰囲気であり、グラウンドの感覚みたいなものであり、懐かしいなと思いながらやっていました。だからこそ、チームのアグレッシブな姿勢を見せることで、いい恩返しをできると思いました」

 現役時代は闘争心を剥き出しにしたプレーで、ビッグスワンを沸かせてきた。新潟にJリーグの“熱”をもたらした一人だ。その負けん気の強さは変わらない。攻撃面でどんなところに差を感じたか? という問いに、指揮官は「差は全く感じませんでした」と語った。

「あのミドルを一振りされるのはJ1にいたクラブでやっていただけあると感じました。ただ、これだけスカウティングしていたなかで、警戒していた(本間至恩の)利き足の右足を振り抜かれて決められたのは、残念だと思います。ただ、我々のアタックもよく、さらに質や精度を高められるようにトレーニングしていきたいです」

 水戸は最近の5試合1勝2分2敗。ここが踏ん張りどころだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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