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【浦和0-2横浜FC】浦和ユース出身の松尾佑介が2ゴール「どのようなプレーができるのか見せられて良かった」、当時指導された大槻毅監督の目の前で

横浜FCの松尾佑介。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

浦和はホームで連敗、3戦勝ち星なし。大槻監督「甘さが出た」。

[J1 19節] 浦和 0-2 横浜FC /2020年9月26日18:00/埼玉スタジアム

 J1リーグ19節、横浜FCが松尾佑介の2ゴールで浦和レッズに、2-0の勝利を収めた。浦和はホームでノーゴールで2連敗、3試合勝ち星なし。

 16分、アウェーチームはGK西川周作からのビルドアップからボールを奪い、松尾が岩波拓也をかわしてシュートを突き刺す。

 さらに35分、今季初先発レアンドロ・ドミンゲスのアウトサイドキックから、再び松尾が抜け出して、GK西川をかわすシュートで2点目を奪う。

 後半、浦和は宇賀神友弥、汰木康也、興梠慎三、マルティノスを投入して反撃を試みる。しかし横浜FCの堅守を打ち破れず……。浦和ユースで大槻毅監督の指導を受けた松尾(仙台大から今季加入)に2点を奪われるという苦い敗戦を喫した。

 横浜FCは3試合ぶり、今季6勝目を挙げた。

 松尾は試合後のフラッシュインタビューで次のように語った。

「チームの勝利が一番なので、本当に勝ててホッとしています。練習からシュートフィーリングがとても良く、一回振ってみようと思ったら、その思い切りが良かったと思います。(2点目は)素晴らしいボールを出してくれたレアンドロに感謝しています。小学生の時にプレーさせてもらった馴染み深いところでできることを幸せに思いました。僕を育ててくれたチームであり、今、どのようなプレーをできるのかを見せられて良かったと思います」

 横浜FCの下平隆宏監督は試合後の記者会見で、浦和にあえてボールを持たせたのか?という問いに対して、「レアンドロを起用したことで前線からの規制がかからなくなることはある程度想定していました。一方、浦和は中央から仕掛けてくる傾向があり、中で奪ってカウンターにつなげられればという狙いはありました」と語った。

 浦和の大槻監督は「失点のところもそうですが、それ以前のところ。甘さが出てしまい、最後まで取り返せませんでした。(松尾について)松尾選手が取った、取られないというより、横浜FCに取られたことを悔しく感じています」と語った。

 両チームのメンバーは次の通り。

▽浦和レッズ
▼先発
GK
1 西川 周作
DF
20 トーマス・デン
31 岩波 拓也
(HT 3 宇賀神 友弥)
5 槙野 智章
6 山中 亮輔
(84分 7 長澤 和輝) 
MF
29 柴戸 海
8 エヴェルトン
(HT 24 汰木康也)
41 関根 貴大
(84分 11 マルティノス)
10 柏木陽介
FW
45 レオナルド
14 杉本 健勇
(59分 30 興梠 慎三)

▼控え
GK
36 鈴木 彩艶
FW
9 武藤 雄樹 

▼監督
大槻 毅

▽横浜FC
▼先発
GK
44 六反 勇治
DF
3 マギーニョ
(73分 6 瀬古 樹)
19 伊野波 雅彦
4 小林 友希
26 袴田 裕太郎
MF
7 松浦 拓弥
28 安永 玲央
(89分 8 佐藤 謙介) 
30 手塚 康平
37 松尾 佑介
(89分 15 齋藤 功佑 )
FW
16 皆川 佑介
(59分 9 一美 和成)
40 レアンドロ・ドミンゲス
(59分 23 斉藤 光毅)

▼控え
GK
18 南 雄太
DF
5 田代 真一

▼監督
下平隆宏

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[文:サカノワ編集グループ]

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