相模原SCが悲願のJ2ライセンス取得。「大きな大きな一歩」と望月重良代表
SC相模原の望月重良代表。(C)SAKANOWA
現在7位、後半戦の巻き返しへ朗報が届く。
J3リーグのSC相模原は9月28日、Jリーグから2021シーズンのJ2クラブライセンスの交付が承認されたことを受けて、望月重良代表のコメントを発表した。
今回のクラブライセンス交付は「スタジアムに関する例外規定2」が適用されている。クラブライセンスに基づくスタジアム整備に関しては、着工まで最大5年の猶予が認められ、また、トレーニング施設に関しては3年以内の整備が条件となる。
今後はスタジアムやトレーニング施設の整備に向けて、行政や地域との連携も重要なテーマになる。
望月代表は、次のようにコメントしている。
「このたび、SC相模原として初となる『J2クラブライセンス』が承認されたことにつきまして、日頃より私たちを支えてくださっている皆さまへ厚くお礼を申し上げます。
2014年にJリーグへ入会してから、毎シーズン全力で戦ってまいりましたが、これまではたとえJ3で優勝したとしても、クラブライセンスがないためにJ2へ上がることはできませんでした。
しかしながら、地域の皆さま、行政の皆さま、熱い応援をしてくださるファン・サポーターの皆さま。すべての人の協力があって、大きな、大きな一歩を踏み出すことができました。
これにより、J3リーグで自動昇できる2位以内という条件を満たせば、J2昇格が可能になります。2020シーズンは前半戦を終えて、後半戦が始まったところです。クラブ一丸となってJ2昇格という目標へチャレンジしていきます。
私たちには大きな目標があります。それは『地域の皆さんにとっての誇りになること』。そのためにもカテゴリーを上げて、より高いレベルで、より強く、より楽しいサッカーを見せていきたいと考えております。
SC相模原はこれからも全力で戦ってまいります。これからも、引き続き、応援をよろしくお願いします。
株式会社スポーツクラブ相模原代表取締役会長
望月重良」
相模原は18試合を終えて、 8勝5分5敗(23得点・25失点)の勝点29で7位。昇格圏の2位・ロアッソ熊本とは勝点9差。