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今季Jリーグ「著しく危険はプレー」15回、「ラフプレー」1034回、いずれも増加

(C)SAKANOWA

審判員がより注意を払っていたとはいえ、統計上は悪質プレー減らず。

  日本サッカー協会(JFA)の審判委員会は11月14日、オンラインによるレフェリーブリーフィングを開催し、2022シーズンのJリーグ終盤戦で起きたレフェリングに関する事象や今季の集計データを取り上げて、審判団の対応に関する説明、今季の傾向などをレポートし、メディアからの質問にも応じた。

 今季は特に「競技者の安全を脅かす行為」について、審判団はより重視し細心の注意を払って対応してきた。

 そうしたなか今季、レッドカードが出された「著しく危険はプレー」は15回。昨年の9回を上回った。内訳は、J1が8回(昨季7回)、J2が7回(昨季1回)、J3が0回(昨季1回)。J2が6節に1回と大幅に増えて、昨季より試合数が減ったJ1でも4.25節に1回と増加した。

 一方、イエローカードが出された「ラフプレー」はJ1が303回(昨季298回)、J2が415回(昨季370回)、J3が316回(昨季184回)だった。トータルは1034回(昨季852回)。

 審判がより注意を払っていたことでカードが増えた点はあるものの、結果的に、悪質なプレーが減る、改善されることはこの統計上はならなかった。

 東城穣・Jリーグ審判デベロプメントシニアマネジャーは、「Jリーグはまず選手あってのもの。審判員には競技者の安全をまず第一に考え適切に対応してもらいたい。また、選手の皆さんには、相手選手に対して安全に配慮したプレーをしてほしいと開幕前から伝えてきました」としたうえで、「安全を脅かす、生命を脅かすプレーは、フィールドから排除しなければいけないと今後も考えています」と改めて訴えていた。

 また、今回のデータについて、「2021シーズンと比べると、カードの枚数は増えています。インテンシティの高い試合が展開されるなか、球際が激しくなっていて、結果的にファウルになり、イエローカードやレッドカードに値するものになっている可能性もあります」と、プレー強度が上がることでの“副作用”に理解を示しつつも、選手を傷つけるようなプレーはまず回避するように強調していた。

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