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【ACL】エリキ先制も…横浜FMが水原三星に2-3逆転負け

横浜FMのエリキ(2019年11月撮影)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

前半に二度の大きな決定機を逃し、後半ミスも絡み3失点。オナイウ弾で追い上げたが…。

[ACL 決勝T1回戦] 横浜FM 2-3 水原三星/2020年12月7日(日本時間23:00)/ハリファ・インターナショナル・スタジアム

 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦、J1リーグの横浜F・マリノスが韓国Kリーグの水原三星ブルーウイングスに2-3で逆転負けを喫し、ベスト16で敗退した。クラブ史上初のグループステージ突破を果たしたものの、タイトルへの挑戦は無念にもノックアウトステージ初戦で終わってしまった。

 立ち上がりは両チームともに主導権を握ろうと球際で激しいマッチアップを展開。水原三星がしっかりボールに寄せてくる守備を見せるが、次第にその距離も空き始める。

 すると横浜FMが徐々にそのスペースも活用。テンポよくパスを回して、攻撃のリズムを掴んでいく。

 すると20分、横浜FMがカウンターに持ち込む。喜田拓也の縦パスに対し、右サイドを仲川輝人が抜け出す。そのクロスを、中央にいたエリキが体で押し込み、先制点をもたらす。

 その後も横浜FMがチャンスを作り出していく。しかし……エリキがGKをかわしたあとの左足のショット(距離がややあったとは言えるが)、マルコス・ジュニオールは仲川のクロスに無人のゴールを前にしながら(ブラインドになったか)のシュートと、いずれもタイミングが少しズレて、追加点を奪い切れない。

 この二度の完全な決定機を逸したことがのちに影響する。

 後半、水原三星の猛攻を、横浜FMは引いて受ける形になってしまう。昨季Jリーグ王者は、どこでボールを奪うのかが曖昧になる。

 そこを見抜いたように、元サガン鳥栖のキム・ミヌにスペースを活用されてしまう。

 すると57分、キム・ミヌが起点となって、キム・テファンに強烈な一発を決められ同点に。さらに82分、キム・ミヌがワンツーからゴール前へ飛び出し、最後はGKオビ・パウエル・オビンナの股を抜く左足のシュートを決める。

 そして痛恨だったのが87分だった。前のめりになる横浜FMのラインの高さを見て、ハン・ソクジョンがハーフウェーライン付近から思い切ったロングシュートを放つ。するとオビが下がったものの間に合わず、ボールは頭上を越えて、しかも絶妙な角度でゴールネットに吸い込まれた。

 90+1分、途中出場のオナイウ阿道がダイビングヘッドで合わせて1点を返したが……。2-3で横浜FMは涙を飲んだ。カタールでの集中開催は、ノックアウトステージはすべて1回戦制――一発勝負のため、横浜FMのアジアの戦いは、ベスト16で幕を閉じた。

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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