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今日J3開幕! GK川口能活が語った中村俊輔の凄さ「ジュビロを劇的に変えた」

昨季J通算500試合出場を達成し、記念レリーフを贈られた川口。(C)SAKANOWA

Y.S.C.C横浜対SC相模原で幕開け。川口の先発は?

 J3リーグは今日3月9日、Y.S.C.C横浜対SC相模原の一戦で開幕する。FC東京、G大阪、C大阪のU-23の3チームを含む17チームがホーム&アウェーの34試合で争う。1、2位がJ2に自動昇格する。J2ライセンスを2位以内になった場合、3位以下からは繰り上げしない。

 昨年9月現在、J2以上のクラブランセンスを持つのは、群馬、富山、琉球、鹿児島、長野、鳥取、北九州の7チーム。一方、盛岡、秋田、福島、Y.S.C.C横浜、相模原、藤枝、沼津の7チームはJ2ライセンスを取得できていない。

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 SC相模原のGK川口能活は、プロ25年目のシーズンに突入する。昨季はJ通算500試合出場を達成。J2昇格への条件となるスタジアム問題解決に向けた圏域の機運を盛り上げるためにも、優勝争いに食い込むことを誓う。

 昨季川口が500試合を達成したあと、相模原のホーム最終戦では中山雅史、楢崎正剛、中村俊輔、そして井原正巳監督という”盟友”からの祝福メッセージがスタジアムの電光掲示板で紹介された。「自分のサッカー人生で影響を受けてきたライバルであり仲間。ありがたいです」と、その激励に川口は感謝していた。

 また、横浜マリノス時代からの盟友であり、今なお磐田で第一線を走り続ける中村俊輔について、川口はこんなことを語っていた。

「シュンは僕とはレベルが違う。彼はずっとトップのレベルでプレーし、しかも磐田を牽引し、名波さんとのユニットで、ジュビロを劇的に変えましたから。それだけ影響を与えられるのは、本当に偉大だからで、すごいことだと思います」

 川口は2005年から13年まで磐田でプレーしている。それだけに”俊輔効果”による磐田の変化に感嘆し、賞賛していた。

「ポジションが違うから、見習うっていうのは少し違うかもしれない。でも、仲間が成果を出しているのは励みになりますし、とても刺激を受けています」

 川口は「仲間」と言った。彼らには今なお深いところでつながる絆がある。J3の2018シーズンがいよいよ始まる。中村をはじめ多くの「仲間」に、川口からも刺激を与えられるはずだ。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

Posted by 塚越始

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