【浦和】明本考浩がエスクデロの情熱と「15番」を引き継ぐ「セルくんから本当にいろいろ教わった」昨季栃木でチームメイト

エスクデロ競飛王が浦和時代につけていた15番を“継承”した明本考浩。(C)URAWA REDS

得意なポジションが「ない」ことが、むしろ強み。

 J1リーグ浦和レッズは1月18日、2021シーズン新加入選手の記者会見を行い、リカルド・ロドリゲス新監督のもと、新たに加わった選手たちが抱負を語った。中央大学から加入したFW大久保智明は新型コロナウイルスの陽性反応が出た人と接触した可能性があるため、大事をとって欠席。本人に体調の変化はなく、保健所からの判断を仰ぐという。また青森山田高校から加入したDF藤原優大は学校行事との兼ね合いにより、今回欠席となった。

 そのなかで、栃木SCから加入したMF明本考浩は、昨季チームメイトだったエスクデロ競飛王が浦和在籍時につけていたことから、背番号「15」を自ら決めたことを明かした。

「セルくんがレッズでつけていた番号なので、僕は引き継ぎたいと思いました。昨年1年間、セルくんからは本当にいろんなことを教えていただきました。それに浦和に対して、すごく熱い情熱を持っていました。そういった話を聞いていて、その魅力のあるチームでプレーしたいと思わせてくれました」

 そのように今回の決断の背景に、セルヒオがいたことを明かした。

 栃木の下部組織出身で、国士舘大学を経て昨季栃木のトップチームに加入。田坂和昭監督のもと、プロ1年目にしてJ2リーグ40試合・7得点・10アシストを記録した。中盤や前線に爆発的なエネルギーをもたらして、チームを活性化させる。まさにリカルドスタイルに求められるタレントだ。

 明本は得意なポジションは「ない」ところが武器であると言う。

「与えられたポジションで、考えたプレーができます。得意といえるポジションがないのも本当はダメかもしれませんが、決められたポジションで、その場でしっかりプレーすることが、僕の特長です。そこを出していきたいです」

 状況を俯瞰して、求められていること、相手にとって脅威になることを判断し、ピッチに落とし込む。そして浦和の新15番は、「ものすごく野心は持っていて、『やってやろう』という気持ちがあります。クラブとともに成長し、その上にある日本代表を目指していきたいです」と、熱く意欲を示した。

浦和の新加入記者会見に臨んだ選手たち。15番(前列左)が明本考浩。(C)URAWA REDS

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[取材・文:塚越始]

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