【東京五輪】大会ボランティアにマスク、携帯用消毒液、体調管理ノートを配布へ
大会ボランティアのマスク着用イメージ。Tokyo 2020提供
新型コロナウイルス感染症対策リーフレットが公開される。
公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は3月1日、東京五輪の開催に向けて、フィールドキャスト(大会ボランティア)の大会時の基本行動ルールなどをまとめた「新型コロナウイルス感染症対策リーフレット」を作成し、大会ボランティアのマイページ上で公開したと発表した。
同リーフレットでは、昨年12月に国・都・組織委員会などで取りまとめた新型コロナウイルス感染症対策調整会議の中間整理をもとに、現時点で想定している対策の概要をまとめている。リーフレット制作に当たり、大会ボランティアの研修などにおいて連携・協力関係にある(一財)日本財団ボランティアサポートセンターに多大な協力を得たと感謝している。
また、リーフレットに記載された新型コロナウイルス感染症対策を効果的に実施するため、大会ボランティアには▼オリジナルフェイスカバー(マスク)(株式会社アシックス提供)▼携帯用アルコール消毒液(日本財団ボランティアサポートセンター提供)▼体調管理ノート が提供される。
感染症対策については、今後さらに検討を進め、eラーニングや各種研修などさまざまな機会を通して、大会ボランティアに周知していく。
東京2020組織委員会は「大会ボランティアの皆さまに安心して心から活動を楽しんでいただくため、引き続き安全・安心な大会開催に向けて準備を進めてまいります」と呼び掛けている。
【大会ボランティア 今後のスケジュール(予定)】
3〜5月 :シフトの受取
4月〜 :役割別研修、リーダーシップ研修
5月〜 :ユニフォーム等受取
6月〜 :会場別研修
◆ オリジナルフェイスカバー(マスク)
(株式会社アシックス提供)
安全・安心な大会の実現のために、欠かすことのできないアイテムの一つであるマスク。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のゴールドパートナーである株式会社アシックスから「オリジナルフェイスカバー(マスク)」が一人2枚、提供されます。本マスクは三層構造で、微小粒子ろ過率(PFE)99%※のフィルターを採用しています。速乾性・ 抗菌防臭の機能を備えるとともに、肌面には快適涼感素材を採用しています。また、呼吸がしやすいように立体構造になっています。そのためフィールドキャスト(大会ボランティア)の皆さまが感染症対策をしながらも、快適に活動することができます。なお、リサイクル素材を活用しており、洗濯して繰り返し利用できます。
※(試験機関)(カケンテストセンター (試験名)ASTM F 2299 初期値 99% 20 回洗濯後値94%
◆ 携帯用アルコール消毒液
(日本財団ボランティアサポートセンター提供)
ボランティアの皆さまが実際に活動する会場には、アルコール消毒液の設置を予定しておりますが、活動に当たって手指の消毒が必要な時にすぐ近くにアルコール消毒液が設置されていない場面も想定されるため、携帯用アルコール消毒液をお渡しします。
◆ 体調管理ノート
日々の体調管理をご自身で効率的に行えるよう、フィールドキャスト(大会ボランティア)に体調管理ノートをお渡しします。活動開始日 14 日前から体温等を記入いただき、活動日においては起床後、活動開始前、活動中、活動終了後の体調チェックを行うことでご自身の体調を管理することができます。
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[文:サカノワ編集グループ]