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【日本代表】「日韓戦中止」の請願、韓国で賛成2万人突破が意味することとは?

2019年のE-1東アジア選手権の日韓戦、橋岡大樹(右)が競り合う。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

基本的には多くの人が――。

 日本代表(SAMURAI BLUE)対韓国代表の国際親善試合(主催・日本サッカー協会)が3月25日、神奈川県の日産スタジアムで開催される。韓国代表のメンバーはすでに発表され、現在アジアナンバーワンストライカーであるソン・フンミン(トッテナム・ホットスパーFC)らが選出されている(ソン・フンミンは直近のアーセナル戦で負傷したため来日は微妙に)。

 そうしたなか、韓国でこのカードに反対する抗議の声が上がって、韓国メディア『スポーツ・ソウル』でも取り上げられている。

 ムン・ジェイン(文在寅)大統領のもと導入されてきた、国民が韓国政府に請願できる「大統領府青瓦台」ホームページ内の「国民請願」に、「サッカー韓日戦を中止させてください」という要望が登場。その賛同者数は公開から5日経った16日、2万人を突破した。

 請願は次のような内容である。

「横浜では今なお数多くの新型コロナウイルスの感染者が確認されている。韓国代表がリスクを犯してまで行く必要があるだろうか」

「日本はオリンピックを開催したい。その安全を証明するために、韓国代表を利用しようとしている」

「日本に利用されるなんて情けない。日本対韓国戦を中心させ、韓国サッカー協会の幹部は辞任すべきだ」

 このシステムは、国政に関する請願を誰でもできるというもの。まず2日間で自身のSNSなどで100人の賛同を得ると、その全文が開示される。すると30日間で20万人の賛成を得られると、政府が正式に「回答」しなければならない。

 今回の請願は11日にスタートして100人の条件を通過、賛成者数は着実に増えつつある。しかし20万人にはまだほど遠い状況である。また、20万人の賛意を得られたとしても、韓国政府が中止のために動くというわけでもない。

「文化/生活/スポーツ/メディア」部門では、この請願が2番目に多い賛成者数を得ている。ただ受付は4月11日までだが、試合は25日に開催される。

 もちろん、ここから一気に賛成者が増えることもあり得る。ただそこまで勢いはなく、基本的には多くの韓国の人たちも、この試合を楽しみにしているということのようだ(あるいは、そこまで関心がない!?)。

 とはいえ、日韓戦である。過去には、このカードの結果が、監督の責任問題にも大きく関わってきた。2017年のE-1東アジア選手権での日本代表の大敗(●1-4)は、結果的にヴァヒド・ハリルホジッチ元監督の解任へのトリガーになってしまったのもまた事実である。逆に言えば、言い訳は通用しない真向勝負の一戦であり、予定通り開催されれば、日本代表には勝利が求められる。

注目記事:【日本代表】「日韓戦中止」の賛同数、1万3千人突破。しかし韓国政府が動くノルマは…

[文:サカノワ編集グループ]

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