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【日本代表】伊藤洋輝が三笘薫と狙う「攻撃のカギ」とは? ペルー戦、左SBでの先発有力「薫くんが思い切り仕掛けられるように」

日本代表での伊藤洋輝。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ドイツで掴んだ“距離感”、背後へのスピードにも自信。

[キリンチャレンジ杯] 日本代表 – ペルー代表 /2023年6月20日18:55/パナソニックスタジアム吹田

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のDF伊藤洋輝が6月19日、翌日のキリンチャレンジカップ2023(国際親善試合)のペルー代表戦に向けて抱負を語った。所属のVfBシュツットガルトでのブンデスリーガ残留プレーオフを戦い終えて日本代表に合流し(HSVハンブルクに2勝、1部残留を果たす)、エルサルバドル戦の出場機会はなかった。そしてこのペルー戦、満を持して、左サイドバックでの先発が有力視されている。

「前回(エルサルバドル戦)より厳しい戦いになると思いますが、勝利にこだわりたいです。(左サイドでの打開について)(三笘)薫くんは一人で打開できる選手なので、後ろでリスク管理ではないですが、奪われたあと蓋をできるように。薫くんが思い切り仕掛けられるように準備したい。コーチ陣からダイナミックなオーバーラップも求められているので、そこはタイミングを見て出ていければと思います」

 ウルグアイ戦(△1-1)では、三笘がオフ・ザ・ボールでも対峙するDFと駆け引きをしているのが「見えていた」と言い、「いかにそこへ自分が合わせられるかが一つ攻撃のカギになってきます。もう1日あるのでコミュニケーションをとっていきたい」と、左サイド打開のテーマを掲げていた。

 シュツットガルトではセンターバックを主戦場に、ウイングバックやサイドバックをオプションで務める。24歳のカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表DFは18日、森保一監督ともコミュニケーションを取り合ったという。

「(森保監督は)一番プレーしやすいのはセンターバックだと理解してくれています。そのなかで、チームのオプションとしても、どこで出ても勝利に貢献し、いい影響を与えられる選手になっていきたいです。(ドイツ1部で2シーズンプレーし)距離感を掴め、背後へのボールに対するスピードにも自信をつけられました。それによって、より前へ潰しに行けるようにもなってきました」

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 ペルー戦では試合途中からのセンターバック起用もあり得る。森保ジャパン第2章、狡猾なアタックを封じて南米勢からの初勝利(3月シリーズは未勝利)を収め、伊藤が新チームの大きな存在になれるか。

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