【日本代表】こんな布陣を見てみたい。大迫・南野・鎌田・久保の競演はどうか
(C)SAKANOWA
ミャンマー戦は今回唯一、全世代融合の機会。
[W杯 アジア2次予選] 日本 – ミャンマー /2021年5月28日19:20/フクダ電子アリーナ
日本代表が5月28日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選F組でミャンマー代表と対戦する。コロナ禍で延期になっていた一戦。日本は勝てば文句なしで最終予選進出が決まる。インターナショナルマッチデー(国際Aマッチデー= IMD)に設定されていないため、Jリーグ組は招集されず、欧州組のみのメンバー編成となる。最新のFIFAランキングは日本28位、ミャンマー139位。
また、オーバーエイジの吉田麻也、遠藤航、酒井宏樹を含むU-24日本代表のメンバーは、この試合のあとフル代表から離れ、5日と12日の親善試合に臨む。このミャンマー戦のみ、このあとも続く強化期間の中で、唯一、欧州組のみではあるが全世代が融合できる機会になる。
森保一監督はフル代表に専念するため、U-24代表の選手たちを手元でチェックできる貴重な機会になる。3月シリーズでも、東京オリンピック世代とフル代表の活動は別だった。そう考えると、U-24世代がより多く起用されることが想定される。
そうしたなか、先発ではなくても、どこかの時間帯で見てみたいのが――。W杯最終予選につながっていく、その布石とも言える陣容だ。
大迫勇也、南野拓実、鎌田大地……森保ジャパンの中心選手に、久保建英や堂安律が加わるカルテットは組まれればとても楽しみだ。相手との力の差は関係なく、今後の活動に生かせる、何かしらの収穫と課題を摘出できるはず。そしてサイクルを作り出し、東京五輪、最終予選へと連鎖していければ理想と言える。
また、シーズンが早めに終わったシント=トロイデンVVの橋岡大樹、シュミット・ダニエルも久々のA代表への参加であり、むしろ実戦に飢えているはず。守備のポリバレントである板倉滉の左サイドバック起用もどうか? 酒井はフランスリーグ最終節を負傷で欠場したとのことで、今回の布陣には加えなかった。
いくつかのこれまでになかった化学反応が起きる。これから先を見据え、そんな機会になることを期待したい。
注目記事:【日本代表】欧州組のみ集結「最強布陣」考察。鎌田大地&久保建英、24歳以上と東京五輪世代のコラボ期待
[文:サカノワ編集グループ]