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U-24日本代表が福岡到着。悪天候の北海道で足止め、空港で前日の「兄弟対決」チェック。6月5日ガーナ戦!

写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ベスト電器スタジアムで19:25キックオフ、無観客試合。

 日本代表とのチャリティマッチのため急きょ北海道入りしたU-24日本代表が6月4日、悪天候のため札幌から出発できず足止めを食らっていたが、同日夜ようやく目的地の福岡に到着した。

 ジャマイカ代表戦の中止を受けて、6月1日、日本代表対U-24日本代表戦の「兄弟対決」が決定。その前日、ジャマイカの選手たちが万が一、間に合わない場合について、森保一監督、横内昭展コーチ(U-24代表監督代行)、反町技術委員長、そして選手代表により話し合いがあり、それを受けて、「兄弟対決」が行われる可能性が選手たちには伝えられていた。

 所属先の全クラブからの了解を得て正式発表に。そしてU-24日本代表の選手たちは1日、成田から北海道へ移動し、すぐさまトレーニングを実施。そして3日に試合を行ったが、0-3で敗れた。

 すると4日は空港に到着したものの暴風雨で、乗るはずの航空機(チャーター機)が到着していないことが判明。しばらく待とうとしたものの、時間が掛かりそうなため意見を出し合い、出発ロビーの大型テレビで前日の試合をVTRでチェック。昼食をとって、予定を変更して札幌ドームでトレーニングを実施した。ちなみにすでに野球場になっていたため、普段ブルペンになっているところで調整をしたそうだ。

 オーバーエイジで参戦した吉田麻也は「不幸中の幸いというか、難しい状況の中で、自分たちで何ができるかを考えて、一歩でも二歩でも前進するのは大事。昨日も今日も、育成年代にとってはいい経験になったと思います」と語った。

 そして4日夜、選手たちは無事福岡に到着した。

 また、入国時に1選手に陽性反応が出ていたU-24ガーナ代表だが、再検査は全員が「陰性」に。当該者との濃厚接触者はなく、予定通り試合は行われることになった。

 U-24日本代表対U-24ガーナ代表戦は5日19時25分から、ベスト電器スタジアムで行われる。緊急事態宣言発令中に伴い、新型コロナウイルス感染症対策のため、無観客で行われる。試合の模様はフジテレビ系列にて全国生中継される(一部地域除く)。

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[文:サカノワ編集グループ]

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