【天皇杯】中村俊輔が2か月ぶり先発、J3八戸に横浜FC敗れる
横浜FCの中村俊輔。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
カズはベンチ入り。1-2で落とす――。
[天皇杯 2回戦] 横浜FC 1-2 ヴァンラーレ八戸/2021年6月16日/ニッパツ三ツ沢球技場
天皇杯2回戦、J1リーグの横浜FC対J3リーグのヴァンラーレ八戸の一戦、八戸が2-1で勝利を収めてみせた。
横浜FCは中村俊輔が4月7日のJ1リーグ8節・サンフレッチェ広島戦(●0-3)以来となる公式戦先発出場。早川知伸体制下では、初となるスタメン起用を果たした。また、Jリーグ最年長54歳の三浦知良もベンチにスタンバイする豪華な顔触れに。
試合はストライカーの伊藤翔、元日本代表の伊野波雅彦らを揃える横浜FCが押し気味で試合を進めるものの、八戸も一発を狙ってしっかり対応を続ける。
試合はスコアレスで推移。ハーフタイムには早川監督から「もっとパススピード上げて、相手を揺さぶること。裏への抜け出しを多くすること」と指示が出る。
そうしたなか後半途中、横浜FCは田代真一、クレーベらを投入。5人交代枠を活用し、攻勢を強めようとする。
しかし――。63分、先制点を決めたのは八戸だった。
島田拓海が待望の一撃を決めてみせた。これで均衡が崩れると、さらに74分、相田勇樹が追加点を奪ってみせた。
ホームスタジアムの三ツ沢でプレーする横浜FCも猛攻を繰り広げる。そして89分、クレーベがゴールを決めて、1点差とする。
アディショナルタイムは4分――。八戸が体を張って逃げ切り、3回戦にコマを進めてみせた。
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[文:サカノワ編集グループ]