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マウリシオはサウジ1部アル=バーティン移籍へ。浦和サポーターに感謝のメッセージ

浦和のマウリシオ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ポルトガルメディアが報じる。

 J1リーグの浦和レッズからポルトガル1部ポルティモネンセSCに期限付き移籍していたブラジル人DFマウリシオだが、サウジアラビア1部のアル=バーティンFCに移籍することになりそうだ。ポルトガルメディア『オ・ジョゴ』などが6月23日に報じた。

 マウリシオは1992年2月6日生まれ、ブラジル・サンパウロ州出身の29歳。183センチ。CSマルティモから2017年8月、浦和に加入。同年のACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)、翌年の天皇杯制覇に貢献した。昨年夏からポルティモネンセに期限付き移籍していた。

 ポルティモネンセではセンターバックのレギュラーとして、ポルトガル1部リーグ33試合・1ゴール(公式戦トータル34試合出場)と活躍した。

 そして新シーズン、浦和との契約を終えたあと、1部残留に貢献したポルティモネンセ続投、あるいはスペイン1部バレンシアCFへの移籍の可能性が取り沙汰されてきた。

 しかし同メディアなどによると、29歳のセンターバックは中東のクラブと2024年までの3年契約を結ぶことになりそうだということだ。

 アル=バーティンは2020-21シーズン、9勝9分12敗(43得点・55失点)で12位。失点の多さが課題となっていた。

 またマウリシオはこのほど、自身のSNSのインスタグラム(アカウントは @mauriciocantoniooficial)のプロフィール欄の所属先を「Urawa red diamonds(日本国旗)」に更新。ファンの間では日本復帰か!? と囁かれたなか、6月23日、浦和時代の写真とともに感謝のメッセージを発信している。

 浦和からポルティモネンセへの移籍期間が6月いっぱいまでとなっていたなか、ブラジル人DFは「3年間の大きな喜び、(スルガ銀行カップを含め)3つのタイトル、ゴール、すべてが大切な成果でした。私はいつも浦和を心に抱いています」と語り、獲得に尽力した関係者とサポーターに感謝するとともに、浦和の“復活”を祈念している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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