STVV橋岡大樹が浦和からベルギーに渡り、最も変化した部分とは?東京五輪代表選出、金メダルへ決意!
橋岡大樹。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
シント=トロイデンの代表として「目標は金メダル。絶対に獲ってきます」。
ベルギー1部シント=トロインデンVV(STVV)の橋岡大樹が6月24日、東京オリンピック日本代表選出を受けて、オンラインによる記者会見に応じた。浦和レッズから移籍して半年、日本代表にも選ばれる22歳のディフェンダーは「選ばれてもちろん嬉しいが、目標は金メダル。絶対に獲ってきます」と決意を示した。
今回の東京五輪に臨むU-24日本代表メンバーへの選出について、橋岡は「本当に嬉しく思います」と率直な思いを語る。同時に「何よりも『金メダル』という目標にしっかり向き合って、絶対に獲ってきたいと思います。シント=トロイデンの代表としても、活躍していい結果を残してきたいです」と意欲を示した。
ベルギーにわたって半年、STVVではシーズン終盤に右サイドバックのレギュラーポジションを掴んだ。橋岡は次のように自身の変化を語る。
「(欧州挑戦について)オリンピックが終わってからでいいのではないか、とたくさんの人から言われました。しかし自分の意志は固く、ベルギーに行って絶対試合に出てやるという気持ちでした。その結果、試合に出られて、成長した部分もものすごくあると感じています。一番はメンタル面。日本にいた時は、メンタル面での甘さがありましたが、シント=トロインデでその部分がものすごく強化されたと実感しています」
その一例として、「(日本では)ミスをしてしまった時、引きずることがちょくちょくありました。しかしベルギーに行ってから、ミスを引きずるようなことが全くなりました。次にいいプレーをすればいい、と思えるようになり、それが成長できたと感じているところです」
タフさの増したディフェンダーは、「(東京五輪代表に)選ばれることは一つの目標でしたが、ここがゴールではありません。選ばれてからが重要であり、本大会で絶対活躍するところまでやり遂げたいです」と、決意を口にした。
また、STVVの立石敬之CEOも「一番大事なのは本大会でいかにいいパフォーマンスを見せるか。中心になってオリンピック本番でいい成績が残せるように応援していきたいと思います」と期待を寄せていた。
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[文:サカノワ編集グループ]