【東京五輪】J再開、日本代表の国内組12人総チェック。フル出場2人、ピッチに立ったのは…
ニュージーランド戦でのPK戦を制し、日本の谷晃生(右)に真っ先に抱きつき歓喜する久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
メキシコとの3位決定戦から中2日。
激闘6試合を戦い抜いた東京オリンピック日本代表の22選手がさっそく、それぞれのチームでの活動や移籍の準備に戻った。そして22選手のうち12人が所属するJリーグは8月9日に再開している。
6日のメキシコとの3位決定戦(●1-3)を終えてから中2日、出場したのは4人で、先発は名古屋グランパスの相馬勇紀、湘南ベルマーレの谷晃生、セレッソ大阪の瀬古歩夢。フル出場は谷と瀬古だ。
また、横浜F・マリノスの前田が切り札として途中出場している。
しかし4人が出場した試合は2分2敗と、チームを勝利に導く貢献をできなかった。一方、町田浩樹はベンチ入り。出場機会を得られなかったものの鹿島は、谷のいる湘南に勝利を収めている。
そして林大地はベルギー1部シント=トロイデンVV、三笘薫はイングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCへの完全移籍とベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへの期限付き移籍を発表している。
▼見方
ポジション
東京五輪代表での背番号 名前(所属)
・J1リーグ23節のカード/スコア
出場有無、そのパフォーマンス
※OA=オーバーエイジ(24歳以上、3人まで五輪本大会でエントリー可)
GK
1 大迫敬介(サンフレッチェ広島)
・アビスパ福岡戦/△1-1
メンバー外
12 谷 晃生(湘南ベルマーレ)
・鹿島アントラーズ戦/●1-2
先発フル出場、2失点
22 鈴木彩艶(浦和レッズ)
・北海道コンサドーレ札幌戦/●1-2
メンバー外
DF
2 酒井宏樹(オリンピック・マルセイユ→浦和レッズ) ※OA
・北海道コンサドーレ札幌戦/●1-2
メンバー外
13 旗手怜央(川崎フロンターレ)
・大分トリニータ戦/〇2-0
メンバー外
20 町田浩樹(鹿島アントラーズ)
・湘南ベルマーレ戦/〇2-1
ベンチ入り。出場機会なし
21 瀬古歩夢(セレッソ大阪)5・0
・ベガルタ仙台戦/△0-0
先発フル出場、無失点
MF
11 三笘 薫(川崎フロンターレ → ブライトン/ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)
・大分トリニータ戦/〇2-0
メンバー外。10日、ブライトン移籍&サン=ジロワースへのレンタルが決定
16 相馬勇紀(名古屋グランパス)
・横浜FC戦/●0-2
先発出場、ハーフタイムで交代、ノーゴール
FW
9 前田大然(横浜F・マリノス)
・清水エスパルス/△2-2
58分から途中出場、ノーゴール
18 上田綺世(鹿島アントラーズ)
・湘南ベルマーレ戦/〇2-1
メンバー外
19 林 大地(サガン鳥栖 → シント=トロイデン)
・FC東京/〇1-0
メンバー外。シント=トロイデンVVへの完全移籍決定
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[文:サカノワ編集グループ]