レアル・マドリード7/5始動。久保建英ら不在、「当初予定より少ない人数で」
レアル・マドリードでの久保建英。 (Photo by Matthew Ashton - AMA/Getty Images)
アンチェロッティ監督のもと、無冠返上が至上命令に。
スペイン1部レアル・マドリードは7月5日に始動する。イタリア人のカルロ・アンチェロッティ監督が6年ぶりに復帰。昨季11年ぶり無冠に終わったチームはタイトル奪還を至上命令に、2021-22シーズンに臨む。
スペインメディア『マルカ』によると、現在行われているEURO、コパ・アメリカ、そして7月に開催される東京オリンピックと国際イベントが続くため、アンチェロッティ新体制は「当初予想していたより、さらに少ない人数」でのスタートを余儀なくされるという。
ロス・ブランコスから実にEUROに8人、コパ・アメリカに4人の選手が出場して、活躍している。
さらに5人が初日には不在になる予定だ。東京五輪では、マルコ・アセンシオとダニ・セバージョスがオーバーエイジ、そしてオリンピックエイジのブラヒム・ディアス、ヘスス・バジェホ、ボルハ・マジョラルもU-24スペイン代表入りが確実視される。
そして久保建英もU-24日本代表選出が決定。白い巨人はホスト国での活躍に期待を寄せている。
また、開催中の国際トーナメントのあと、下記の選手が20日から25日間ほどの休暇を取る予定だという。
カリム・ベンゼマ、ラファエル・ヴァラン、ティボー・クルトワ、エデン・アザール、トニ・クロース、ルカ・モドリッチ、ガレス・ベイル、ダヴィド・アラバ、カゼミロ、エデル・ミリトン、ヴィニシウス・ジュニア、フェデ・バルベルデ……
EUROとコパ・アメリカを終えると(戦いを終えたチームから)、多くのビッグネームが移籍先と正式にサインを結ぶなど、一気に動きが活発化する。そのなかで白い巨人はこの夏、獲得に向かうのか!?
一方、久保(まだ動向が未定ではあるが)をはじめ東京五輪代表組は大会を終えたあとほぼ休むことなく、シーズン開幕を控える(スペインなど8月15日開幕予定)、それぞれの戦いの場となるクラブへ赴くこととなる。
全員が揃うのは果たしていつに――。確かにアンチェロッティ監督にとって、さっそくチーム作りを進めていくには難しい時間が待っている。
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[文:サカノワ編集グループ]