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【ACL】川崎が7発、北京粉砕!シュート32本、知念慶2ゴール。しかし…小林悠負傷で立ち上がれず交代に

北京戦に臨んだ川崎のスターティングイレブン。(C)AFC

長谷川竜也、橘田健人、遠野大弥と前半3ゴール!

[ACL GS2節] 北京 0-7 川崎/2021年6月29日(日本時間30日)/ロコモティフ・スタジアム

 J1リーグ川崎フロンターレがアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)2節、中国の北京FC(今季、北京国安から名称変更)に7-0の大勝を収めた。初戦の韓国・大邱FC戦(〇3-2)に続いてGS2連勝。

 このGSはウズベキスタンラウンドでの集中開催に。中国勢は国内リーグとの兼ね合いで、このアジア最高峰の舞台にBチーム以下と呼べる構成で臨んでいる。

 立ち上がりは勢いのある北京と渡り合った川崎だが、7分、そのスペースを攻略して遠野大弥のクロスを長谷川竜也が決めて先制。このゴールで、むしろ川崎はさらに攻撃を強めて、北京の若い選手たちが動揺するなか、1分後、橘田健人も決めて追加点を奪う。

 しかし30分過ぎ、小林悠が切り替えから相手と接触したあとヒザを押さえて倒れるアクシデントが発生。起き上がることができず、知念慶との交代を余儀なくされた。

 それでも川崎のテンションは落ちず、41分、遠野が決めて3点目をもぎ取る。

 後半開始からも川崎は改めて強烈なプレッシングと素早い切り替えしから、ほとんど敵陣で試合を進める。そして47分に知念、51分に山村和也、56分に脇坂、そして59分に知念が2点目とゴールラッシュ。危なげなく勝利を収めた。

 川崎はAFC(アジアサッカー連盟)の発表では、32本のシュートを放った。枠内シュート13本(北京はシュート2本、枠内1本)。

 60分以降、北京がさらに失点を与えないためにゴール前を一段と固めたこともあるが、選手交代を挟んでいった川崎は完全に崩したあとの決定機からの枠外シュートも目立った。90分間にわたりより高い精度のプレーを見せるところで、サブ組と主力組との差も感じられた。1ゴールを決めた脇坂も、そこでさらに違いを見せつけたかった。

 またアンカーポジションは、前半に谷口彰悟、後半に塚川孝輝が起用された。

 川崎は第3戦、日本時間7月2日23時から、フィリピンのユナイテッドシティFCと対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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