鹿島が24歳FWサウロ・ミネイロを獲得!?セアラーの2020年チーム得点王
セアラーSCのサウロ・ミネイロ。 (Photo by Miguel Schincariol/Getty Images)
トップカテゴリーで2年間公式戦17ゴール。現地メディアが報じる。
鹿島アントラーズが前線を補強か!? ブラジルメディア『フチボル・セアレンセ』は7月5日、「日本のクラブがストライカー、サウロ・ミネイロの獲得に向けて正式オファーを出すようだ」と題したレポートを掲載した。現地記者がブラジル1部(セリエA)セアラーSCに所属するFWサウロ・ミネイロ(Saulo Mineiro)に対し、鹿島アントラーズが獲得オファーを出す準備をしていると報じている。
サウロ・ミネイロは1997年6月17日生まれ、ブラジル出身の24歳。地元である3部チームのウベルランディアMGで進化を遂げ、同じくセリエCのヴォルタ・レドンダFCなどでの活躍が認められて、2020年、近年好調を維持するセアラーに加わった。
セアラーでの2年間の通算成績は、ブラジル1部リーグ26試合・6得点・1アシスト、公式戦通算54試合・17得点・1アシストを記録。2021シーズンのリーグ戦は9試合・2得点・1アシスト。
ポジションはセンターフォワード。右ウイングでも多くプレーしていて、左ウイングもオプションで対応可。
記事によると、現地ジャーナリストは「日本の鹿島アントラーズからアプローチを受けているようだ」と、具体的に“鹿島”の名前を挙げている。近日中にも、正式オファーが届くことを確認したということだが……。
セアラーはこのストライカーを2020年、ヴォルタ・レドンダから30万レアル(約650万円)で獲得している。ブラジル1部での18試合・4ゴールはチーム最多得点だった。
ただしセアラーのクラブ会長は、まだクラブからなんの連絡も受けていないということだ。
とはいえ他にも補強の動きがあるだけに、クラブとしては資金を確保したい意向。
一方、鹿島はこのほどブエノのアトレチコ・ミネイロからの復帰も決定した。もしもこの噂が本当であれば、来季以降をも見据えた動きということだろうか。
ブラジル1部歴戦のチームのレギュラークラスのストライカーとなれば期待も膨らむ。サウロ・ミネイロを巡る続報を待ちたい。
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[文:サカノワ編集グループ]