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【横浜FM】筑波大DF角田涼太朗が前倒しでプロ契約締結。8/6から出場可能に「観ている人の心に残り、夢と希望を与えるプレーができるように、精一杯頑張ります」

横浜F・マリノスのエンブレム。(C)SAKANOWA

大学の公式サイトでは決断の経緯に触れる。

 J1リーグの横浜F・マリノスは7月7日、筑波大学のDF角田涼太朗(TSUNODA Ryotaro)と7月1日にプロ契約を締結したと発表した。角田はすでにチームに合流。8月6日のJ1リーグ6節のガンバ大阪戦(19:00開始@パナソニックスタジアム吹田)から試合出場が可能になる予定だ。現在4年生。大学卒業前の“異例”の加入で、新たなモデルケースにもなりそうだ。

 角田は横浜FMを通じて、次のようにコメントしている。

「このたび、プロ契約を結び横浜F・マリノスに加入することになりました角田涼太朗です。シーズン途中での加入となりますが、プロサッカー選手としての自覚と責任を持ち、感謝の気持ちを忘れずに、恩返しができるよう謙虚に、より一層成長の為に精進して参りたいと思っております。昨年、加入内定決定時にも記させていただきましたが、一流のプロサッカー選手になれるように、観ている人の心に残り、夢と希望を与えるプレーができるように、精一杯頑張りますので応援よろしくお願いいたします」

 また、筑波大の公式サイトでは決断の経緯に触れるとともに、決意を示している。

「この度、筑波大学蹴球部を離れ、プロサッカー選手として横浜F・マリノスでプレーすることになりました、角田涼太朗です。

 最終学年となった今シーズン、チームは『再醒』というスローガンのもとタイトルを取るために戦っています。前期リーグは5勝6敗と決していい結果を得ることができませんでした。

 このような状況でチームを離れることには、不甲斐なさと申し訳なさで一杯です。

 今回の決断に関して、1人のサッカー選手として、より上の舞台で戦うためにこのタイミングでこのような決断に至りました。

 受け入れてくれた仲間、そして小井土監督には感謝の気持ちしかありません。

 筑波大学では、プレーヤーとしての成長はもちろんのこと、様々な経験の中で1人の『人間』として大きく成長できたと実感しています。

 今の自分があるのは間違いなく筑波大学のおかげです。近年、多くの先輩方の活躍もあり大学サッカーの価値は向上していますが、これからは私もそちらの立場となり活躍することで、お世話になった筑波大学や大学サッカーの価値を高め、恩返ししていきたいと思っております。

 プロアスリートである以上、目標は高く常に上を目指し続けていきます。

 これまでに培ってきたものを活かし、多くのファン・サポーターの方々に愛されるような選手になりたいと思います。

 今後も、筑波大学への変わらない応援をどうかよろしくお願いします」

 角田は1999年6月27日生まれ、埼玉県出身の22歳。183センチ・77キロ。A型。キャリアは、北浦和SSS(与野八幡小) ― 浦和レッズジュニアユース(与野西中) ― 前橋育英高校 ― 筑波大学 ― 横浜FM。過去にU-18・U-20日本代表を経験。2017年度には前橋育英高で、全国高校選手権優勝を果たしている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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