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揺れるバルサ…メッシにパリSGとマンCが「130億円」準備、グリーズマンにはマルセイユ接近か

コパ・アメリカのアルゼンチン代表としてプレーするリオネル・メッシ。 (Photo by Pedro Vilela/Getty Images)

アルゼンチン代表のスーパースターは残留が基本線とも。

 フランス代表FWウスマン・​デンベレの日本人ホテルスタッフへの「酷い顔」発言の動画流出で揺れるスペイン1部FCバルセロナだが、現在開催中のコパ・アメリカの決勝進出を果たしたアルゼンチン代表MFリオネル・メッシが契約未更改であることなど、様々な懸案事項を残している。

 スペインメディア『マルカ』や『ムンド・デポルティーボ』などによると、メッシは基本的にはバルセロナに残留することを前提にしているという。とはいえ、もちろんサインはまだであり、何が起きるか分からない状況だ。

 ファイナンシャル・フェアプレーにより、巨額の負債を抱えるバルサは新シーズンの人件費を大幅に削らなければならない。そのためメッシの破格の年俸も大幅にカットする必要がある。

 ただし、バルセロナはまだメッシに払えていないサラリーもある。その支払い方法、そして今後のクラブの運営なども今後の協議事項に。ただ金銭についてメッシはそこまで多くを求めていないと見られ、「メッシはあくまでもバルサが世界一のクラブであり続けることを優先して考えている」ということだ。

 逆に言えば、クラブフロントの体質改善などが見られなければ――。というニュアンスも伝わってくる。

 そうしたなか、『ムンド・デポルティボ』によると、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティが、もしもに備え、メッシを迎え入れるための態勢を整えていると報じる。そのため1億ユーロ(約130億円)は用意しているということだ。

 一方、デンベレ問題で同部屋で一緒に嘲笑していたアントワーヌ・グリーズマンだが、株式会社コナミデジタルエンタテインメントから遊戯王コンテンツのアンバサダー契約を解除されると通告された。

 逆風に立つフランス代表の30歳のアタッカーについて、母国のオリンピック・マルセイユが獲得を熱望しているという。また、パリ・サンジェルマン、ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンも移籍先候補に含まれているそうだ。ただ、グリーズマン自身はまだバルセロナでのプレーを続けたいと希望していると見られる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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