【パリSG 2-1 川崎】メッシが超満員の国立を魅了、１ゴールなど２得点もたらす。ジャパンツアー初戦川崎に勝利。23日は浦和と対戦

Ｊ王者の川崎は山村和也のヘッドで１点を返す。

[Jリーグ プレシーズンマッチ] パリSG 2-1 川崎／2022年７月20日19:32／国立競技場

『Paris Saint – Germain Japan Tour 2022』パリ・サンジェルマン対川崎フロンターレ戦は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、U-21フランス代表FWアルノー・カリムエンドのゴールで、パリSGが2-1の勝利を収めた。川崎は山村和也がヘッドで意地の１点を返した。パリSGはこのあと23日に浦和レッズ（埼玉スタジアム）、25日にガンバ大阪（パナソニックスタジアム吹田）と対戦する。

　フランス王者はメッシ、キリアン・ムバッペ、ネイマール、さらにセルヒオ・ラモス、ジャンルイジ・ドンナルンマ、アクラフ・ハキミら現時点のベストと言える顔触れが、このツアー初戦の先発に名を連ねた。

　現在はプレシーズンで、これが初の実戦形式。３バックが採用されて、序盤は川崎の素早いプレスに苦しんだ。

　しかし次第にトップ下に位置取るメッシにボールが収まり、高い位置でプレーが可能に。

　すると32分、左サイドのクロスから、ペナルティエリア内での落としに、メッシが利き足とは逆の右足でミート！　シュートが登里享平の足に当たってゴールネットを揺らした。

　ムバッペ、ネイマールらは前半で交代したが、メッシはそのままプレー。後半に入ると、個の技術で上回るパリがより主導権を握る。そして58分、メッシを起点に、最後は20歳のカリムエンドが２点目を決める。

　メッシは62分で交代に。

　川崎は途中出場の知念慶が決定的なシュートを放ったものの、枠を捉え切れず。84分、瀬古樹のクロスに山村がヘッドで合わせて１点を返し、Ｊリーグ勢の意地を見せた。

【PHOTOギャラリー】メッシ、ムバッペ、ネイマール――。