【浦和】荻原拓也がPK2本の起点に。ショルツ2ゴール! 横浜FMを逆転で下しルヴァンカップ決勝進出

11/4国立でアビスパ福岡と対決へ。

[ルヴァンカップ 準決勝 2nd] 浦和 2–0 横浜FM／2023年10月15日17:00／埼玉スタジアム2002
※2試合トータル、2-1で浦和が決勝進出

　ルヴァンカップ準決勝の第2戦、浦和レッズがアレクサンダー・ショルツの2ゴールで、横浜F・マリノスに2-0の勝利を収めた。第1戦は横浜FMの1-0だったが、浦和が2-1の逆転で、ファイナル進出を決めた。

　浦和はキャプテンの酒井宏樹が出場停止に。右SBには関根貴大が起用され、また第1戦の前半早々に負傷交代していたU-21枠にあたる早川だが、この日に間に合った。

　試合は後半に動く。61分、荻原拓也が渾身のクロスを放つと、GK一森純のクリアボールを早川隼平が拾う。すると、その背中を永戸勝也が押してしまいファウルに……。

　このPKをショルツが向かって右へ蹴り込み先制。これでトータルスコア1-1に追い付いた。

　さらに浦和の攻勢は続く。そして88分、荻原のクロスが實藤友紀の腕に当たったとして、VARの介入とOFRを経て、ハンドの反則に。このキックを再びショルツが今度は左へ蹴り込み、ついに2試合トータル2-1と逆転に成功した。

　横浜FMは反撃を試みるものの、西川の好セーブなどに阻まれ、1点を奪えなかった。マチェイ・スコルジャ監督が「ホームでは、私たちはサポーターとともに12人で戦える」と語っていたが、浦和がまさに一丸となっての大逆転勝利を収めた。

　横浜FMにとっては不運とも言えた。しかし、タイトルを獲得するのであれば、昨季のような爆発力、あるいはこの日であれば抜け目なさが求められただけに、この痛恨の敗戦をリーグ戦の逆転Vへ生かしたい。

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　ルヴァンカップ決勝は11月4日、浦和レッズ – アビスパ福岡の一戦が国立競技場で行われる。13時5分のキックオフを予定している。