【U-19日本代表】荻原拓也が今度はアジアでインパクトを残す!
U-19日本代表でトレーニングをする荻原拓也。(C)SAKAOWA
左のユーティリティとしてスタンバイOK。
[U-19アジア選手権] U-19日本代表-U-19北朝鮮代表/2018年10月19日/パカンサリスタジアム(インドネシア)
U-19日本代表のレフティ荻原拓也は10月18日、翌日のU-19アジア選手権初戦・北朝鮮戦に向けて、「すべての準備をして、試合に出られればしっかりチームのために闘い、出ないようであってもチームにプラスになることをピッチ外でやりたい」と決意を示した。
来年のポーランドU-20ワールドカップのアジア最終予選となる今大会。グループステージは中2日で、北朝鮮、タイ、イラクと力のあるチームとの対戦が続く。足もとをすくわれかねない相手ばかりだ。
そしてグループ突破できれば中3日で、勝てば世界行きの切符を掴み、負ければ敗退――という運命の準々決勝を迎える。
この4試合を1セットで考えると、23人の選手をいかにやりくりするのは、ローテーションの質も大会を勝ち抜く重要なポイントになる。
荻原はどのような役割になろうとも、「絶対にやれる自信はあります」と言葉に力を込めて言った。
浦和レッズでは、プロ初出場初先発を果たした3月7日のルヴァンカップ名古屋グランパス戦で衝撃のハットトリックを達成した。
U-19代表では基本的に4バックの左を務めてきた。一方、最近の浦和では左サイドアタッカーのジョーカーとして起用されている。ポテンシャルは高い。そういった経験も生かし、アジアの舞台でも、いつ、どこで起用されても、相手の予想を上回るようなプレーで、鮮烈なインパクトを残したい。
取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI