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【ACL】G大阪、日本勢唯一のGS敗退。豪快パトリック砲で一時追い付いたが…韓国・全北現代に敗れる

パトリック。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

2勝3分1敗。帰国後の17日、福岡と対戦へ。

[ACL GS6節] 全北現代 2-1 G大阪/2021年7月10日(日本時間23:00)/ブニョドコル・スタジアム

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)最終6節、J1リーグのガンバ大阪が韓国の全北現代モータースに1-2で敗れグループH・2勝3分1敗の勝点9、2位ながら他グループの結果によって日本勢唯一のGS敗退が決まった。

 この大会、東地区の2位5チームのうち3チームが決勝トーナメントに進出できる。現在グループHの2位であるG大阪は、勝てばベスト16、引き分けか負けると敗退という状況で、韓国王者に挑んだ。

 何としても先制点を決めたいG大阪は高い位置からプレスをかけ、それに合わせて最終ラインも高めに設定しようとする。

 一方、全北現代は、その最終ラインを下げさせようとセンターフォワードのグスタボにロングボールを集める。

 そして主導権を握ったのは、すでに1位突破を確定している全北現代だった。188センチあるブラジル人FWの高さと強さに上手く抗えず、G大阪守備陣は劣勢に立たされる。

 その流れで、キム・ヨングォンが自らのキックミスしたボールを追いかけ、ペナルティエリア内で後方から相手を倒したとしてPKを献上。やや微妙な判定だったが、これをグスタボに決められてしまう。

 その後は一進一退の攻防を繰り広げる。そうしたなか、53分、パトリックがペナルティエリア内の左から一か八かの強烈なショットを放つと、強烈な弾道をゴールネットに突き刺してみせる。

 スコアは1-1。逆転できれば、決勝トーナメント進出だ――と望みは膨らんだ。途中出場のレアンドロ・ペレイラのショットがゴールポストを叩くなど、G大阪がさらに勢いに乗る

 ところが……。そのハイラインの背後を狙っていた全北現代のモドゥ・バーロウにカウンターから決められて万事休す。トドメを刺される形となって、1-2で落とした。

 G大阪は帰国後、延期になっていたJリーグの試合を行う。17日にはホームでアビスパ福岡と対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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