元浦和のラファエル・シルバが全北現代への移籍の真相を語る「迷いはなかった」
2017年のACL決勝第2戦でゴールを決めた浦和のラファエル・シルバ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
昨季はヒザのケガに苦しんだが…クルゼイロからフリーとなって加入。
Jリーグの浦和レッズ、アルビレックス新潟で活躍したブラジル人FWラファエル・シルバが2023シーズン、韓国Kリーグの全北現代モータースに加入した。
浦和から武漢長江(前・武漢卓爾)に移籍したストライカーは、2022年は母国のクルゼイロECでプレー。ヒザのケガを負ってシーズン終盤は欠場が続いたが、16試合・6得点・2アシストを記録した。
そして今季、元日本代表の天野純も加わった全北現代へフリーとなって加入した。30歳になったラファは2月15日、『ランセ』で移籍を決めた際の背景について、次のように語った。
「オファーを受けた時、私はまだブラジルでプレーしていました。全北現代のような、常にリーグ戦で優勝を争い、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)に進出しているビッグチームで、アジアに戻れるのはとても幸せなことだと思いました。契約書にサインする時、迷うことはありませんでした」
アジアの強豪への復帰。ラファエル・シルバはオファーを喜び、韓国へ向かうことを迷わなかったということだ。
そして今季の目標について、次のように語っている。
「目標は、チームを助けること。チームメイトと一緒に良いシーズンを過ごすことです。最大のターゲットは、タイトル獲得。昨シーズンは2位だったので、今度はリーグ優勝し、チャンピオンズリーグのタイトルも狙いたいです」
Kリーグでのプレーは初めてとなる。ケガ明けとあってコンディションが上がり、そして結果を残せば……。Jリーグ復帰もあり得るか。
全北現代は2月25日、昨季3ポイント差で優勝した蔚山現代FCとアウェーで対戦する。