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【浦和】2020年度決算、「過去最大」6億1200万円の純損失。債務超過は免れる

2020年7月12日に行われた浦和対鹿島戦より。

平均入場者数7869人。「入場料収入が大きなウェイトを占める浦和レッズにとっては、極めて厳しい1年に」

 浦和レッズは4月23日、定時株主総会で2020年度の事業収支が承認されたことを受けて、経営情報を開示した。コロナ禍の大きな打撃を受けた未曾有の危機的状況のなか、昨季、事業収入は57億7100万円、一方、営業経費は65億3900万円を計上。当期純損失は「過去最大」の6億1200万円となった。ただし当初予期された10億円以上の赤字計上、クラブライセンスにも関わってくる債務超過は免れた。

 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた昨季、事業収入では、スタジアムの収容制限により入場料収入が大幅減に。またパートナー契約及び商品販売では健闘したものの、前期比24億4700万円減の57億7100万円と、2012年度以来の低い水準となった。

 また事業運営費やチーム運営費、一般管理費を合わせた営業経費は65億3900万円に。2010年以来二度目の赤字計上で、営業損失は7億6800万、税引き後の当期純損失が6億1200万円、クラブにとって「過去最大」の損失額となった。

 昨季の平均入場者数は7869人。クラブは「入場料収入が大きなウェイトを占める浦和レッズにとっては、極めて厳しい1年となりました。このような状況から9億1000万円の売上げがあったシーズンチケットも払い戻しとなりましたが、大変ありがたいことに一部ファン・サポーターのご好意による払戻し辞退(寄付金収入)等がありました。結果、一般チケットの販売売上は4億2300万円となりました」と感謝している。

 また、広告料収入に関しても、RBC(浦和レッズビジネスクラブ)の一部払い戻しやビューボックス販売不振などで大幅な減収となったものの、既存パートナーのご協力や新規パートナーの獲得など「多大なるご支援を頂き」、前年度比9000万円の減収に留まり、クラブは「多大なるご支援、ご協力をいただきました」と報告している。

 2020年度(2020シーズン)のクラブ収支状況は以下の通り。

■営業収入 
合計 57億7100万円
入場料 4億2300万円
広告料 37億7500万円
グッズ 8億1400万円
Jリーグ分配金 4億円
その他 3億8400万円

■営業費用
合計 65億3900万円
事業費用 57億9600万円
事業運営費 20億8300万円
チーム運営費 37億1300万円
(うち選手・監督・コーチ報酬 31億1900万円)

■一般管理費 
7億4300万円
■営業利益 
-7億6800万円
■経営利益 
-5億9900万円
■当期純利益 
-6億1200万円

注目記事:【鹿島】昨季純損失は9億4500万円。入場料収入が半減以下に

[文:サカノワ編集グループ]

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