ジダンがユベントスのオファー拒否。希望はフランス代表監督の座か
モドリッチに指示を出すレアル・マドリードでのジダン監督。(Photo by Gonzalo Arroyo Moreno/Getty Images)
レアル・マドリードを退任、現在はバカンス中。
スペイン1部リーグのレアル・マドリードの監督を2020-21シーズン限りで退任したジネディーヌ・ジダン氏は現在、スペインのイビサ島でバカンス中だという。極度の重圧と過酷なコロナ禍の日々を経て、現在ゆっくり休暇をとり鋭気を養っている。
ジダン氏は5月27日、あと1年契約を残していたもののレアル・マドリードでの二度目の監督生活にピリオドを打つことを発表した。
とはいえそのカリスマ性と“決勝負けなし”というずば抜けた勝負強さもあり、やはり人気株。さっそく同じく彼が現役時代に活躍したイタリア・セリエAのユベントスFCから監督の打診があったという。
『ESPN』はフランスメディア『レキップ』の情報をもとに、しかしジダン氏はこのユーべからのオファーを拒否したそうだ。そしてジズーはフランス代表のディディエ・デシャン監督の後任を目指していると報じている。
2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)制覇を成し遂げたものの、今回1年遅れで開催されたEURO2020は優勝候補と目されながらもベスト16で敗退。そこでデシャン氏の進退問題も浮上した。そしてもしも、フランスサッカー連盟(FFF)のノエル・ル・グラエ会長がこの夏での解任を決断したならば……ジダン氏が迎え入れられていただろうということだ。
しかし地元メディアでは、ひとまずデシャン監督の来年のカタール・ワールドカップ(W杯)までの続投が決定したと伝えている。
そうしたなか、イングランドのビッグクラブがジダン氏を招へいしたいということだが……。何かしら具体的な動きが起きるか。それともジダン氏は現時点での意思は固いのか――。
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[文:サカノワ編集グループ]