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【イギリス戦採点・寸評】CB熊谷&南に見えた光明│東京五輪なでしこジャパン

イギリス戦で競り合う日本の長谷川唯。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

6人に及第点「3」。

[東京五輪 GL2節] 日本女子代表 0–1 イギリス女子代表/2021年7月24日/札幌ドーム

 東京オリンピック・女子サッカーのグループリーグ(GL)2節、なでしこジャパン(日本女子代表)はイギリス女子代表に0-1で敗れた。選手のパフォーマンスを「5段階」で評価する。

 日本は27日、GL最終戦でチリと対戦する。

▼採点の見方
ポジション

背番号 選手名 採点
寸評
※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上。


【なでしこジャパン(日本女子代表):イギリス女子代表戦】
GK
18 山下杏也加 2

守備の安定感をもたらしていたが、痛恨の判断ミスから失点。

DF
2 清水 梨紗 3
技術が高いうえに強さも増して、よく粘って対応していた。

4 熊谷 紗希 3
ラインを上げるスピードアップなど、カナダ戦に見えた課題をしっかり修正していた点はプラス。

5 南 萌華 3
エースであるホワイトによく対応していたが――。熊谷とのコンビでの修正・対応力は高かった。

16宮川麻都 2
自身の間合いに入った相手への守備は力強い。ただリアクションの際に課題。

清水梨紗。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

MF
7 中島 依美 2(▽80分)
中途半端になり、結果的に競り負ける形で決勝点を与えてしまった。

20 林 穂之香 3(▽67分)
チームに不足していたスピード感やアグレッシブさをもたらした。惜しいミドルもあったが、相手に脅威を与えていたかというと物足りなさも。

6 杉田 妃和 3
林とともに躍動感をもたらした。ただ、重要なファイナルサードをはじめ、プレー精度を欠くことも。

13 塩越 柚歩 3(▽55分)
相手の強いプレスに苦しみ、攻撃面では周囲と合わず。一方、ネガティブトランジションが素早く、すぐボールへ向かうことで、マイボール(あるいは五分のボール)にしていた。結果的に交代後、チームの守備面のバランスが悪くなった。

塩越柚歩。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

FW
14 長谷川 唯 2

FW起用となったが、中盤に長谷川がいない分、そこまでボールが入る機会が限られた。

11 田中 美南 2(▽67分)
ボールを引き出す動き直しをよく繰り返していたが、生かされず。決定的なシュートは決め切れず。

▼交代出場
15 籾木 結花 2
(▲55分)
後半唯一のチャンスを作り出した。ボールを奪い切る守備もほしい。

12 遠藤 純 2(▲67分)
長谷川とのポジションが逆であれば……と感じさせる。守備に追われて前線でパワーを発揮でなないという悪循環のプレーが続いた。

8 三浦 成美 2(▲67分)
相手が推進力を高めてきた時、それをいなすことなどが、思うようにできなかった印象。

10 岩渕 真奈 -(▲80分)
コンディションが不十分なため途中出場に。しかしチャンスを作れず。

岩渕真奈。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

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[文:サカノワ編集グループ]

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