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DFB杯まさか不覚…鎌田大地が先発、長谷部誠後半出場もフランクフルト3部チームに1回戦敗退

フランクフルトの鎌田大地(左)と長谷部誠(右)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

グラスナー新体制まさかの厳しい船出。

[DFBカップ 1回戦] マンハイム – フランクフルト/2022年8月8日/カール・ベンツ・シュタディオン

 DFBカップ(ドイツ杯)1回戦、アイントラハト・フランクフルトが3部チームにまさかの不覚を取った――。

 オリバー・グラスナー新監督を迎え入れての2021-22シーズン初陣、フランクフルトがSVヴァルトホーフ・マンハイムにまさかの0-2で完敗を喫し、早くもトーナメントから姿を消した。優勝チームにはヨーロッパリーグ(EL)の出場権が与えられるが、その一つの希望がいきなり絶たれた。

 グラスナー監督は3-4-3のシステムを採用。日本代表MF鎌田大地は2シャドーの右で先発。ただチームは前半のうちに4枚のイエローカードをもらい(マンハイムは1枚)、後半開始からボランチに入っていた新キャプテンのセバスティアン・ローデに代えて元日本代表キャプテン長谷部誠が投入される。ところが流れはなかなか好転せず、48分、52分と立て続けに失点を喫す。

 53分に元ドイツ代表アミン・ユネスが交代出場して打開を試みるものの、62分にリベロのマルティン・ヒンターエッガーが痛恨の2枚目のイエローカードで退場処分に……。

 結局、チームのパフォーマンスは向上しないまま、シュート数はフランクフルト11本、マインツ12本と1本差だったが、枠内は1本対9本と精度を欠くなど、内容的にも精彩を欠いた。

 フランクフルトは8月14日(日本時間15日1:30)のブンデスリーガ開幕戦、アウェーでボルシア・ドルトムントと対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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