バルサ安部裕葵が練習試合で再び負傷…セグンダB開幕を前に
安部裕葵。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
プレシーズンマッチのジローナ戦で。
スペイン3部(セグンダB)FCバルセロナBチームに所属するMF安部裕葵が8月8日、アウェーでのジローナFCとのプレシーズンのトレーニングマッチで先発出場を果たしたものの、開始23分で負傷により交代を余儀なくされた。
試合は0-2で、バルセロナBが敗れた。『ムンド・デポルティボ』によると、安部は精密検査を受けることになるという。また、現地で取材していた記者は、深刻なケガである可能性があると嘆いている。
バルサBは8月29日、実質3部リーグに相当するセグンダBの開幕戦、アルヘシラスCF戦を控えていた。
元鹿島アントラーズの安部はこれまでにも、2020年2月に右足大腿二頭筋を断裂、さらに新型コロナウイルス感染も経て、11月には戦列復帰を果たしたものの同じ箇所を再び負傷してしまっていた。
このプレシーズンにはトップチームでのプレー機会も得ていて好プレーを連発するなど、非常に幸先良い好スタートを切っていた。しかし日本代表でもすでにデビューしている22歳が、再び試練に見舞われている。
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[文:サカノワ編集グループ]