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移籍期間13日で終了、中島翔哉のJリーグ復帰は!?

中島翔哉。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ポルトガルでは「オファーがある」と報じられていたが――。

 ポルトガル1部の名門FCポルトが保有権を持つMF中島翔哉だが、これまでJリーグ復帰の噂が取り沙汰されてきた。日本の夏の移籍ウインドー(第2の選手登録期間)は8月13日まで。果たしてこのギリギリのタイミングで、FC東京でプレーして以来、4年ぶりのJ復帰を決断することはあるのか!?

 7月1日の段階でポルトガルメディア『レコード』は、中島の動向について、イタリア、スペイン、日本(Jリーグ)からオファーを受けていると報じていた。

 ポルトで復活を遂げた中島は、今年1月、アラブ首長国連邦(UAE)のアル・アインFCに半年間のレンタル移籍を果たした。しかしリーグ2試合に出場にしたが、足の負傷でその後のシーズンを棒に振ってしまった。

 アル・アインはレンタル延長を希望。しかし条件が合わず、そのパス(保有権)は一旦ポルトに戻っていた。

 ただポルトは中島がつけていた背番号10をはく奪する形に。今季はセルジオ・コンセイソン監督の息子であるフランシスコ・コンセイソンが背負うことも発表された。そして今季のポルトのメンバーリストから中島の名前は外されたままだ。

 またポルトガルメディア『ア・ボラ』はポルトガル1部のポルティモネンセSCが中島の復帰を希望しているとも報じていた。

 ポルトと中島は2024年6月まで契約を結んでいて、その移籍金(違約金)は4000万ユーロ(約52億3000万円)に設定されているとも言われる。

 現在は治療とリハビリをしていると報じられるが、中島の日本復帰はあるのか!?

 ただ、欧州の主要リーグの移籍ウインドーが開いている間に(8月末まで)、Jリーグのウインドーが終了する。まず“欧州優先”としたい選手サイドからすると、日本を選択するのが難しい状況にあるのも事実だ(長友佑都、岡崎慎司、乾貴士らフリートランスファーの選手は10月1日まで加入できる)。

 日本代表で異彩を放ち、攻撃を司ってきた今月27歳の誕生日を迎えるテクニシャン。完全復帰を果たせば、むしろその魅力は増すはずだ。中島はここで動くのか――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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