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日本代表DF長友佑都、マルセイユ退団決定。神戸、FC東京、さらに…J復帰はあるか!?

長友佑都。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

クラブがSNSで正式発表。復活を遂げた34歳、シーズンを通じて戦力に。

 フランス1部リーグ オリンピック・マルセイユは7月1日、日本代表DF長友佑都ら4選手が今季限りで退団することが決まったとSNSの公式アカウントで発表した。トルコ1部ガラタサライSKから続いたブランクを乗り越えてトップリーグでシーズンを通じて活躍する“復活”を遂げた長友は、基本的には、欧州主要リーグでのプレー続行を希望している。

 マルセイユからの退団が決定したのは、GKヨアン・プレ、FWヴァレール・ジェルマン、MFサイフ・エディン・ハウイ、そして長友の4人。長友は1シーズンでの退団となる。マルセイユでは2020-21シーズン、リーグ25試合・1アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)2試合・0得点など、公式戦通算29試合・1アシストを記録した。

 長友はガラタサライに所属していた2020年1月に外国籍選手の登録枠から外れ、チームとの契約は結んでいるものの選手登録できない状態が続いた。結局、半年以上試合に出場できないまま6月に契約満了で退団。フリーとなった8月、当時ビラス・ボアス監督が率いていたマルセイユと1年間の契約を結んだ。

 マルセイユは27歳の左SBジョルダン・アマヴィの力を引き上げるタレントとしても長友に期待。そのアマヴィはケガがちで、昨季リーグ15試合の出場にとどまっていた。また、同じくサイドバックである酒井宏樹の浦和レッズへの移籍もあり、クラブが長友と契約を1年更新する可能性も浮上していたが、結局、契約満了で退くこととなった。

 34歳ではあるものの日本代表のレギュラーでもあり、長友の力を必要とする5大リーグのクラブは現れそうでもある。一方、Jリーグでは、ヴィッセル神戸が獲得を目指していると噂され、古巣であるFC東京も以前からコンタクトを取り続けてきたと言われる。「左サイドバック」の人材は限られるだけに、他にも欲するクラブはありそうだが……。

 来年がワールドカップイヤーであることも、どのように影響するか。長友がJリーグの舞台で、ユニフォーム姿を見せる日は来るのか!? 

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[文:サカノワ編集グループ]

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