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【サッカー日本代表 ミャンマー戦 採点】ハットトリック上田綺世と鮮烈ミドル鎌田大地に最高評価「5」。先発で唯一の及第点「3」は…

ミャンマー戦での日本代表の布陣。【MAN OF THE MATCH】上田綺世(日本代表) (C)SAKANOWA

スタートのシステムは4-3-3。アンカー田中碧も効き、ほぼ全員「4」の高評価。会場を沸かせた一人は!?

[北中米W杯アジア2次予選 第1戦]日本代表 5–0 ミャンマー代表/2023年11月16日19:00/パナソニックスタジアム吹田

 2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ共催の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の初戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がFW上田綺世のハットトリック、鎌田大地、堂安律のゴールで、ミャンマー代表に5-0の勝利を収めた。選手によると、スタートのシステムは4-3-3(4-1-4-1)。鎌田大地が臨機応変に引いて、状況に応じて4-2-3-1的になったという。

 日本代表の選手の採点・寸評をまとめた。

 5段階評価で、「5」が最高点、「1」が最低点。

▼採点の見方
ポジション
背番号 選手名 採点

寸評

※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上。

【日本代表:ミャンマー代表戦]
GK

12 大迫敬介 4 (▽81分)
被シュートゼロで見せ場なし。相手が攻めるのを放棄するという展開に。

DF
22 毎熊晟矢 4
切り替えが早く、そこから積極的に仕掛けた。左右の揺さぶりのメリハリがつくと(チームとしてと言えるが)、さらに脅威が増しそう。

3 谷口彰悟 4 (▽HT)
最後尾からチームをしっかり統率。高いラインからの守備を完遂させた。

4 町田浩樹 4
日本代表のセンターバックの序列にしっかり食い込んできた。強烈な左足ミドルを放ったが、高みを目指すならばセットプレーを含め、もっと欲張ってゴールを狙ってもいいはず。

22 中山雄太 4 
アフターファウルに一瞬ヒヤっとしたがフル出場。前半途中まで続けていた「偽サイドバック」のプレーは、もっと大胆に攻撃的に行って、やるならばチームの形にしたい。

MF
17 田中碧 4
4-3-3のアンカーとしてスタートし、あらゆる位置へパスを散らした。後半から前目にポジションを変えたが、ゴールはならなかった。

8 鎌田大地 5 (▽HT)
ミャンマーの選手たちの心を折った左足ミドルの一撃に。腰を痛めて交代したが、鎌田のいた間は強度も一段階高かった。

13 南野拓実 4 (▽67分)
ロブパスから欲しかった先制点をアシスト。さらに上田のハットトリック達成弾もお膳立て。相手をぐっと引き寄せて、チャンスを作り出した。

10 堂安律 4
仕上げのゴールと上田へのスルーパスで1アシスト。このストライカーをより生かせるようになると、堂安自身も輝きを増しそう。

15 相馬勇紀 3
相手がべた引きで苦しんだものの、サイドを打開し突破口となる。後方を信じて、もっと相手を剥がしたり、時間を作って仕掛けても面白かったか。試合結果を踏まえれば「4」の評価が妥当だが、もっとできた印象のほうがあったため及第点に。

FW
9 上田綺世 5 (▽67分) 【MAN OF THE MATCH】
代表初のハットトリック。いろいろな形から決められるという特長を発揮しての3得点で、相手のレベルが決して高くなかったとはいえ、チームとしてのプラス材料は多かった。

▼交代出場
MF
7 佐野海舟 4 (▲HT)
代表追加招集でさっそくデビュー。球際へのアグレッシブさが光り、後半、会場を沸かせた一人に。

DF
16 渡辺剛 4 (▲HT)
町田と谷口に“続く”存在から、“並ぶ”存在になってきそう。シュートもチーム3位となる2本を放つ。

FW
11 細谷真大 3 (▲67分)
ボールをより危険な位置で収められる特長を見せ、ニアを突いての惜しいシーンも作った。採点は及第点だが上々デビュー。

MF
5 守田英正 4(▲67分)
中盤により重みを与え、堂安のゴールをお膳立てし仕上げのアシスト。

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GK
1 前川黛也  – (▲81分)
嬉しい代表デビュー。高くポジションを取り、所属のヴィッセル神戸でアシストした浦和レッズ戦に続いて、何ならゴールに絡もうとする姿勢を見せた。

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