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なぜ伊東純也のPKやり直し、キッカー交代に!?スタッド・ランス数的不利から2-1勝利

2本目は22歳のデンマーク代表FWが担い、90+6分に決勝点。中村敬斗も先発。

[フランス1部 23節]ル・アーヴル 1-2 スタッド・ランス/2022年2月26日23:00(現地15:00)/スタッド・オセアン

 フランス1部リーグ23節、スタッド・ランスが数的不利に立たされながらも後半アディショナルタイムのPK弾でル・アーヴルACに2-1の勝利を収めた。リーグ5試合ぶりの白星。ランスに所属するサッカー日本代表の伊東純也は3-4-3の右ウイングバックでフル出場、中村敬斗は左ウイングで先発し63分に交代している。

 アウェーでの一戦、スタッド・ランスは64分、中村と代わって投入されたモハメド・ダラミーが決めて先制に成功する。しかし直後66分に退場者を出して数的不利に立たされると、74分にPKで同点に追い付かれ、さらに劣勢を強いられる。

 それでも後半アディショナルタイム、アウェーチームは土壇場で九死に一生を得るPKを獲得する。前線3人のスタメン選手が交代していたなか、キッカーは伊東が担当する。が、真ん中に蹴り込んだキックは、しかしゴールキーパーにセーブされてしまう。

 ただ伊東のキックの瞬間、GKはゴールラインの完全に前へ出ていたため、このPKがやり直しになる。ところが次にキッカー役を担ったのは、先制点を決めたダラミーに。22歳のデンマーク代表FWが、このキックを決めて、これが決勝点となった。

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 前節でアシストを記録していた伊東が、今度はゴールかと思われたが……。あの騒動後初ゴールはお預けとなった。