冬の移籍市場オープン。香川真司が感謝とともに2019年へ決意
香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
公式ブログ、2018年最後の投稿で抱負を記す。
FIFAワールドカップ(W杯)・ロシア大会に出場した日本代表の香川真司が12月31日、自身の公式ブログを更新した。
香川は2018年の最大の目標であったW杯出場を果たしたこと、その舞台でサポーターを含めて一丸となって戦い、ベスト16に進出できたことを「誇りにしている」と綴った。
その結果には満足しておらず残念だったとしながらも、「覚悟と責任を持って迎えたワールドカップ。自分としては、やりきった事は満足しています」と、受け止めている。
そのうえで、2019年に向けて、次のように決意を示した。
「目標でもあった2018年。これからの2019年、今までの経験を糧に新たなチャレンジに向かいます」
一方、所属するドイツブンデスリーガ1部ドルトムントでは、リュシアン・ファーヴル監督のもと、2018-19シーズンは国内リーグ2試合0得点。何度か負傷から復帰を遂げたものの、9月29日の6節・バイアー・レバークーゼン戦(〇4-2)から出場機会を得られずにいる。
2019年1月1日に移籍市場がオープンされる。ドルトムントのミヒャエル・ツォルクスポーツダイレクターは、「香川が現在の立場に不満を抱えていることは理解している」と語り、オファーがあれば話し合う考えを示している。そして香川自身はスペイン挑戦を目標に掲げていると明言。果たしてどのような展開が待っているのか……。
2019年のスタートとともに、香川の動向が大きな注目を集める。
文:サカノワ編集グループ