【日本代表】「リベンジマッチではない」メキシコメディアが森保監督の決意に反応
日本代表の森保一監督。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「世界最高のチームであるメキシコ相手に、何ができるかを知れれば成長につながる」
[親善試合]メキシコ代表 – 日本代表/2025年9月7日11:00(現地6日19:00)/オークランド・コロシアム(米国)
北中米ワールドカップ(W杯)まで約9か月、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が米国遠征に臨み、まずメキシコ代表と対戦する。
FIFAランキングはメキシコ13位、日本17位。アジア最上位の日本にとって、W杯最終予選を経て、久々となる上位国との対戦になる。
メキシコメディア『TUDN』は9月6日、「メキシコへのリベンジ? 試合前に日本の監督が語った言葉とは」と題したレポートを掲載。森保一監督の試合前日の公式記者会見について伝えている。
フル代表の過去対戦成績は日本の1勝4敗。最近では森保監督の一時政権時代の2020年11月にオーストリアで対戦し、0-2で敗れている。
また、より印象に残っているが、2021年の東京オリンピックだ。24歳以下+オーバーエイジ3人で臨んだこの大会、日本はグループステージ第2戦では久保建英と堂安律のゴールで2-1の勝利を収めたものの、3位決定戦で1-3と完敗を喫している。
今回の記者会見では、その試合について質問が出た。
「もちろんオリンピックでメキシコに負け、試合後、メキシコ代表チームが歓喜していたのはよく覚えています。我々はもっと強くならなければならないと実感しました」
その時のメンバー15人以上が選出されていることにも触れる。同メディアは、森保監督はその銅メダルを懸けた4年前の戦いの「リベンジマッチ」とは考えていないと強調した点にも言及している。
「悔しい想いをしましたが、明日がリベンジの試合だというつもりもありません。ワールドカップに向かっています。世界最高のチームであるメキシコと対戦し、何をできるかを知れれば成長にもつながります。選手たちは勝利に集中する必要があります」
森保監督のその言葉を伝えている。
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試合は日本時間7日11時にキックオフを迎える。チケットはほぼ売り切れ、アウェー一色の雰囲気になりそうだという。